シャガ

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ツバキ、チャノキ、マキの下など、庭の木陰のあちこちで、シャガが白い花を咲かせました。ほの暗い木陰で木漏れ日が揺れる中、花の白さが鮮やかです。シャガの花は日向の強い光の中で見るより、木陰の暗さの中で見た方が風情があるように感じます。4月に入って咲きだした花が今日は一斉に開花し、ほとんどの株が花をつけました。ただ、昨年の晩秋に庭の下草を取り払ったり、土を掘り返したりしたため、発芽した数は例年より少なくなりました。シャガは学名を Iris japonica Thunb とつけられたアヤメ科の植物ですが、原産は中国とのことで、相当古い時代に日本へ持ち込まれたもののようです。また、三倍体のため種子を作らず、根茎から匍匐性の茎を旺盛にのばして繁殖していきます。種子ができないことから、日本に存在するシャガのすべてが同一の遺伝子を持ち、全国に広がるシャガは一つの株から増え、それが人為的に運ばれたと考えられ、その長い歴史を考えると面白いことです。我が家のシャガも、来年にはまた地下茎を伸ばしてその株を増やし、4月の庭でたくさんの花を咲かせるでしょう。

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