何が来た?
岸近くの倒木や木の枝にとまり羽を休めているオシドリたちを見ていたところ、突然頭上高く池の周辺を覆う木の枝が音をたてて揺れ、大きな羽音が聞こえました。何が来たのかと仰ぎ見ると、大きなハシブトガラスが1羽高い梢から舞い降りて水面近くの枝にとまりました。枝がざわつき大きな影が舞い降りる音に、10羽近いオシドリは驚いて飛び立ちました。しかし私の目の前の倒木にいた番と思われるオシドリは、何が来た、といった様子で警戒しながら首を伸ばして音のしたほうを注視しました。しかし、降りてきたのがカラスだと分かると、すぐに警戒をといて安心したように羽繕いを始めました。確かにこの少し前には、オオタカと思われる猛禽がこの上空を帆翔していたので、重なった枝に覆われた木陰とはいえ安心はしていられないのでしょう。穏やかな初冬の日差しが降り注ぎゆったりとした時間が流れる日曜日の公園も、自然の中に生きるものたちにとっては、一時の油断もできない厳しい生存競争の場です。



この記事へのコメント
猛禽類が飛ぶと、野鳥たちは目に見えて緊張しますね。残念ながらオオタカは撮影できませんでした。
他のオシドリはほとんど飛び立って退避したのに、この3羽は、何だろうという様子で、辺りを見回していました。特に雌の様子が可愛らしかったです。