幻日
昨日は夕方の西の空に幻日が現れました。幻日は、空気中で六角板状の氷晶ができ、その微細な氷晶が空気の抵抗で地上とほぼ水平になって落下してくるときに、氷晶の側面から入った太陽の光が分光されて太陽と同じ高度の両側22度の位置に明るい光点が見える光学現象です。ただ、上空に強い風がある場合には、氷晶はあってもランダムに散らばり、規則的に光を屈折させることができないため幻日は現れません。この幻日自体はそれほど珍しいものではなく、空の状態をいつも観察していればときどき見られますが、昨日の幻日は雲の形成が偏っていたため太陽の右側だけに現れたものの鮮やかな虹色をともなっていたので、車を運転中でしたが一時停車して撮影してみました。急いでいたため構図などを考える余裕はなく、不本意ながら電線が画像の中にはいってしまいました。本物の太陽は、この幻日の左側にあります。


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