雷雨

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昨日は夕方から急に灰色の雲が空を覆い出し、午後7時を回って剣道の稽古へ出かけよう剣道着に着替えていると、突然庭木や屋根を打つ大きな雨音や雷鳴が聞こえはじめ、それが徐々に大きくなってまるでバケツをひっくり返したような降り方になりました。そんな雨の中を道場へ向かいましたが、雨は小降りになるどころかますます激しさを増して、ワイパーを動かしても前が見づらいほどになり、おまけに激しい雷鳴や稲光も伴ってきました。2時間ほどの稽古を終えて帰宅しようと防具を担いで外へ出ると雷雨はまだ続いていて、結局午前零時を回った今も断続的に強い雨音と雷鳴は聞こえています。久しぶりの強い雷雨です。写真は、窓ガラスを強く叩きだした雨音に聞き耳を立てる小次郎です。マリーや小次郎は雨音や雷鳴が聞こえた当初は何の音だろうと訝しそうな様子をみせたものの、あとはいたって平気な顔をしていましたが、ハンナは大きな雷鳴が轟くたびに緊張して外の気配をうかがい、私に擦り寄ってきました。

夕暮れ

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昨夕の散歩は、珍しく妻もついてきました。家族みんなで散歩をすると嬉しくていつも飛び跳ねていたララがいれば、大喜びをして弾むように私たちの周りを走り回ったでしょうが、残念ながらもうそんなララの姿を見ることはできません。ララの姿を思い出しながらリードを解いたハンナに声をかけて海辺を歩いていると、夕日は山際の空や雲を茜色に染めて西の山の向こうへ沈んでいき、風が吹き始めるとともにあたりには東の空から広がってきた夕闇が急ぎ足で立ち込めてきました。残照も消え波の燦めきも定かではなくなってきた海を見ると、沖を行く船の灯が水平線近くにきれいに並び、さらに空を見上げれば、南西の空に懸かっていた三日月がみるみるうちに輝きを増し、南の空では木星も輝き始めていました。静かな初秋の海辺の夕暮れでした。

八ヶ岳高原の思い出 その2

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この写真も前ページの写真同様、一昨年の夏八ヶ岳の別荘で過ごしたときのララです。みんながまだ寝ている間に早朝の森の中を歩いて野鳥や野草の撮影をしようとして身支度を整え玄関へ向かうと、ハンナはまだぐっすり眠っている様子でしたが、いち早く私の行動を知ったララは写真のように後をついて玄関を出てきました。森の中では樹高が高くて期待したほど枝の間に野鳥の姿は見られませんでしたが、地上に咲くシラヤマギク、タムラソウ、コバノギボシ、キンミズヒキ、アキノキリンソウなど十数種類の野草の写真を撮ることができました。ララは撮影をしている私の近くで草木の根元のにおいを嗅いで遊んでいるうちに、腐葉土の中から頭をもたげようとしているきれいなタマゴタケを見つけました。早速撮影して、見つけたことを褒めてやると、嬉しそうに目を輝かせて尾を振っていました。もう一度こんなふうに、森の中で一緒に遊んでみたいものです。

八ヶ岳高原の思い出

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今年の夏の休暇も、残すところ今日と明日の2日になりました。息子が小学校1年生になった年以来、毎年夏の休暇は10日間ほど親子で海外へ出て過ごしていましたが、9年前に父母が亡くなってからは旅行中にペットたちの世話をするひとがいなくなったため家族みんなで海外へ行くことはやめて、ペットたちを連れて日帰りやせいぜい2泊ほどの国内旅行をして山の中で遊ぶことが多くなりました。しかし、今年の夏はララの病状が重くなりついには亡くなってしまったため、どこへも行くことなく家で過ごすことになりました。そこで、この数日毎晩暇な時間にこれまで旅をした写真のファイルを開いて見ています。ララが亡くなって2週間が経った今日の画像は、そのファイルの中から取り出した一昨年の休暇中に八ヶ岳の別荘で過ごしたとき、フレンチレストランで食事をして家族と一緒にテーブルを用意してもらったララの写真を載せてみました。2017年9月2日の写真です。テーブルクロスを汚すこともなく上手に食事ができ、みんなに褒められたことも今では懐かしい思い出です。

思わぬ出会い

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昨日ハンナと行った海浜公園での散歩では、思わぬ人と出会い驚きました。サラやルナの生前中はよく一緒に訪れて沈む夕日を眺めていた人工的に作られた小高い丘へ行くと、夏の間にすっかりイネ科の植物が丈高く繁茂していました。人が歩くところだけが道のようになっていたのでそこを辿って上がって行ったところ、開けた芝生の上に座っていた一人の人物から、声をかけられました。突然のことで驚いて顔を上げると、なんと体調が悪いといつもお世話になっている、30kmほど離れたところにある整体院の先生でした。思わぬところでお会いしてお互いが驚きましたが、この公園で見る海の風景や沈む夕日が好きでときどき訪れているとのことで、しばらく治療には伺っていなかったので、海風に吹かれながら最近のお互いの身の回りの出来事に話が弾みました。その間、ハンナはじっと静かに伏せて待っていたため、何度も褒められ気分をよくしていました。写真は先生と別れ丘を下ってきて、また散歩を続けようとしているハンナです。

ケイトウの花畑

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二日前の夕方ハンナと散歩をした川沿いの道は、前述したように春になるとレナンキュラス、アネモネ、フリージアなどが広い畑一面に栽培され、色とりどりの花が咲き乱れて見事な花畑となるので、毎年ルナと3月から5月にかけてよく歩いたものです。しかし一昨日は、夏の間厳しい暑さが続いたことでもあり花は何も栽培されていないだろうと期待せずに足を向けたところ、車を降りて少し歩いた先でケイトウが栽培されていました。春ほどの面積ではないものの、3aほどの畑を覆うようにケイトウの真っ赤な花が残照の中で咲き広がっていたので、カメラのレンズを向けてみました。自然光で撮影したかったのですが、日が落ちてしまい光量が不足していたのでストロボを使用しました。

最近のマリー

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最近になって、マリーはよく人のそばへ来たがるようになりました。私が椅子やソファーに腰掛けたのを見ると必ずやってきて一緒に座り、額を私に擦りつけて離れず満足そうにしています。若い頃はひとりでいることが好きで、いつも家族にくっついて甘えていたメルやクロと比べると超然としたところのあるネコらしいネコだと思っていましたが、14歳を回って体力もなくなってきて心細くなり、人恋しくなってきたのかもしれません。昨日も私がソファーに腰掛けたところ、写真のようにそれまで座っていたドールチェアから起き上がり、私が立ち上がらないことを確認すると急いでやってきてソファーに飛びのり、喉を鳴らしながら額をくっつけてきました。

ララの面影

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ララが亡くなってからは、家にいるときはもちろんのこと、散歩するため外出したときでもハンナは寂しそうです。今日も散歩に誘うと大喜びして車に乗り込んだものの、散歩をはじめるとララと一緒に歩いたときのようなリズムに乗った歩き方ではなく、周囲を見回しながら重そうな足取りで歩き、走ろうと誘ってもその気にはならないらしく一度も走ろうとはしませんでした。そのうえ、ララとよく遊んだ場所へ来るたびに立ち止まってあたりを見回したりにおいを嗅いで、まるでララを探しているように見えました。ララを亡くした寂寥感に包まれた私の心理状態が反映してそう見えるだけではないかとも思いましたが、注意して観察していると事あるごとにララを思い出しているように見えます。これからの散歩は、私もハンナもララと一緒に歩いた公園や海辺のあちこちでララの面影を見たり感じながら歩くことになるでしょう。

1羽のアオサギ

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夕闇が広がり始めた海辺を歩いていると、潮をかぶる防波堤の上で1羽のアオサギが佇んでいました。この小規模な防波堤は、潮が引いたときにはよくララが先端まで歩いて行って海を見ていましたが、大潮前後の満潮時にはすっかり海水をかぶってしまいます。アオサギは満ちてくる波が足元を濡らす中で、何をしているのか長い間じっと動かずに一点を見つめて立ち尽くしていました。この夏は散歩をしても、体力の弱ったララを連れて野山を歩いたり、長い時間連れ回すわけにはいかなかったので、野鳥の写真はほとんど撮ることができませんでした。そこで、久しぶりに出会ったアオサギにレンズを向けてみました。撮った画像を見てみると、もう嘴の上部が黒味を帯びて冬羽の装いに変わってきていました。