久しぶりのフィールド

DSC_6865.JPG
ララが体調を崩した昨年の暮れあたりからは、散歩には連れて行っても体力を使わせないようにするためにたくさん歩くことはさせず、まして自然観察や撮影のためにフィールドへ連れ出すことは控えていました。そのため散歩中や散歩のあとでフィールドを回って撮影している野鳥の写真はほとんど撮ることができない半年余でした。そこで、そろそろ夏鳥が渡りのための移動を始める季節にもなってきたので、昨日は久しぶりに散歩のあとでフィールドへ立ち寄ってみました。しかし、まだめぼしい野鳥の姿はなく、いつも見られるホオジロが数羽、クズやヨモギ、セイタカアワダチソウなどが茂る草むらで飛び交っているのを確認しただけでした。およそ半年ぶりに訪れてもたいした成果は挙げられませんでしたが、10月に入れば野鳥たちの移動も活発になってくるので、これからのフィールド探訪は楽しみになります。写真は、ヨモギの種子をついばみに来ていたホオジロの雄です。

大きなクリの木の下

DSC_7022.JPG
今朝も散歩で公園を歩き、時間もあったのでまた昨日クリ拾いした木の近くへ行ってみました。すると昨日ほどではありませんでしたが、今日もたくさんの毬が転がっていました。何を見ても新しいものに興味を示したララは、初めてこの木の下で遊ばせたときに落ちている毬に興味津々といった様子で近づいたとたんに鼻に毬が触れて驚いて以来、落ちている毬があると慎重に歩いていましたが、ハンナはたくさん転がっている毬には一向に興味は示さず無頓着に歩き回っていました。ところが、昨日私がクリを拾っている間にうっかりと後ろ足で毬を踏んでしまい、これは危険なものだと理解したらしく、今朝はこの木の下では飛び跳ねたりせず私がクリ拾いをしている間木の下で座り込んでいました。このクリの木は、幹の太さが目の高さでも二抱え以上あり、樹高も15mを超える大木で、夏は木陰を作り、秋には実を落とし、冬になるといろいろな冬鳥が羽を休める姿が観察でき、一年を通して楽しめる木ですが、この木の下もサラやルナをはじめララとの思い出もたくさん積み重ねられてきた空間です。これからは、ハンナと一緒に遊んだことも記憶の中にたくさん残されていくでしょう

夕方の渚

DSC_6995.JPG
今日はお昼ころから薄雲が広がり始め、徐々にそれが厚くなってきていますが、昨日はよいお天気で、夕方ハンナと海岸を散歩したときには雲一つない澄んだ空が広がっていました。西に傾いた夕日は穏やかにうねる波を明るく照らし、海からの風は心地よく渚を吹き渡って、気温は26℃ほどながらハンナは気持ちよさそうに砂の上を歩いていました。海辺にも朝夕には少しずつ秋の気配が漂うようになってきました。写真は、山の端にかかろうとする夕日を浴びて波打ち際で休むハンナです。打ち上げられた無数の貝殻が寄せる波に揺られて鳴り、潮騒の響きとともに心地よい音を聞かせていました。

早朝の薄明かりの中で

DSC_6957.JPG
散歩の途中で東に向かって林が開けた公園の遊歩道に座り込み、あたりに広がり始めた朝の光に浮かび上がってきた公園の中を眺めるハンナです。片側が土手になっているこのあたりの遊歩道は坂や曲折が多く、草むらのにおいや土手に開いたノネズミの穴などのにおいを嗅いで道草をくっていると、先へ行く私の姿がすぐに見えなくなり、いつも大慌ててララが私の後を追って走っていた場所です。昨日もララの姿を思い出しながらハンナと歩いていると、日の出前の薄闇に包まれた曲がり角や草陰から、ララがいつものように大きな耳をダンボのように上下させて走り出て来るような気がしてなりませんでした。ララがいなくなっても、あたりの自然はいつもどおりの季節の変化を見せています。もう二週間ほどもすれば土手に立ち並ぶコナラが、色づいてきた葉とともに今はまだ青々としているドングリを落としだし、それが所狭しと路面に転がるようになります。