最後のウメの花

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ほとんどの花が散ってしまった梅林の中で、毎年ウメの花のしんがりを務めて咲く八重の紅梅が、数日前から満開になっています。梅林の中に点々と植えてあるこの花が咲く木の周りには、今シーズン最後になるウメの花を楽しむたくさんの人が集まっていますが、人ばかりではなく多くのメジロとシジュウカラも蜜を求めて賑やかに鳴きながら枝の間に群れています。今日もハンナを連れて満開になった1本の紅梅の木の近くで腰を据えて花や野鳥の写真を撮っていると、たくさんの人が近くを通り過ぎていくのにそれほど警戒する様子も見せずたくさんのメジロがやってきて、枝から枝を飛び回り蜜を吸っていました。写真はそのうちの1羽で、花の中に嘴を差し込んではときどき顔を上げて私たちを見つめていました。

囀り始めた!

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野面に植えられたウメの木の枝にとまり、春らしくなったやわらく明るい光を浴びてホオジロが囀っていました。まだ連続して空に向かって高らかに鳴く本格的な鳴き方ではありませんが、花が散ったウメの枝で春がきたことを告げ始めました。この頃野山では、ホオジロだけでなく野鳥たちの囀りがあちこちから聞こえるようになってきました。特にこの数日はカワラヒワのよく通る声が聞こえています。日照時間の変化や気温の変化を敏感に捉えて、野鳥たちは繁殖期に入りあちこちで縄張りを作り巣作りに入る時期になってきました。もう少しすると、ヒバリやホオジロ、シジュウカラなども本格的に囀るようになり、野鳥たちのきれいな声が野原や林を訪れるたびに楽しめる季節になってきます。

春が来た!

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花が散った梅林では、イネ科の草が日ごとに伸びて地上が青々としてきました。その間ではオオイヌノフグリ、ホトケノザ、ヒメオドリコソウ、ミミナグサ、タンポポなど春の野草が明るい日差しを受けて色とりどりの花を咲かせています。そんな花の間ではミツバチやヒラタアブなどの活動が活発になってきました。冬の間は枯葉の下などで固まりじっと寒さに耐えていたナナホシテントウも、芽吹いてきた野の草の間にたくさん見られるようになりました。いよいよ春がやってきました。今冬は厳しい寒さはなかったとはいえ、やはり春の訪れには心が弾みます。写真は、梅林の中で伸び始めた青草やたくさん花を咲かせ始めた野の花に囲まれて腰を下ろすハンナです。