水無月

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京都で学生生活を過ごして以来、6月になると和菓子屋さんに並ぶ水無月が好物になり、6月に京都を訪れる機会があると必ず味わってきました。京都では、夏越しの祓いが行われる6月30日に厄除けのために食べるものですが、私の住む地方ではその習慣はないため、近所の和菓子屋さんでは売られていません。そこで昨年知り合いの和菓子屋さんに作ってくれるように依頼したところ、昨年はあまりよい出来ではなくがっかりしましました。しかし、今年は見栄えはともかく味はよくなりました。作ってもおそらく夏越しに食べる習慣もないので売れないだろうと考えて、昨年は私の注文だけを作っていたようですが、今年は試しにお店に並べたところ売れたそうです。来年からは本腰を入れて作り売り出すようなので、京都まで行かなくても地方版の水無月が毎年味わえそうです。

一週間ぶりの散歩

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弟が亡くなって一週間が経ち、葬儀やその後の挨拶などもひと段落したので、久しぶりにハンナを散歩に連れていきました。弟が危険な状態になってから葬儀が終わるまで、夜遅くに家の近辺を歩かせたことはありますが、いつもの公園や海辺へ行くことはできませんでした。一週間ぶりの本格的な散歩です。昨日は雲が多く、ときどき小雨が降ってくるお天気でしたが、夕方から晴れ間が出たので海辺へ連れ出し、リードを外して自由に砂浜で遊ばせてきました。夕日が沈む前でまだ気温は高めながら、久しぶりの散歩だったうえ気持ちのよい風が吹いていたためハンナは嬉しそうに砂の上を歩き回り、砂浜に空いた無数の穴を出入りするたくさんのスナガニのあとを追っていました。

日食の日に

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世間では日食が話題になった日の夜遅く、21日の午後11時35分に弟が息を引き取りました。昨年の5月15日に長くて数か月という余命宣告を受け、それでも気丈に入院も拒否して何とか元気になろうとし、体力を維持するためといって最後まで自分の足で歩こうとしていましたが、宣告から一年余頑張ったものの、とうとう力尽きてしまいました。この何か月かは一人で通院するのは無理だと考え毎回付き添っていたところ、今月に入ってからは体力の衰えが目に見えて分かるようになり、私より一回りも二回りも大きかった体が見る影もなく痩せてしまいました。17日の外来診察の折には自分で歩くこともままならないように見えたので入院させたところ、日に日に状態は悪くなり、21日の午後から急速に悪化した病状はとうとう回復することがありませんでした。まだまだこれから先があると考えられる年齢なのに、こんな結果になり悔しく残念でたまりません。それでも、もう命も長くないように感じられたので呼び寄せた身近なものが顔を揃えた20日は、笑い顔を見せ、私の家族と妹が残った病室で、今日は幸せな1日だった、と嬉しそうにいったことや、臨終間近な時間には妹が子供のころの思い出を語りかけたり皆で名前を呼ぶと、苦しそうだった表情が穏やかに変わっていったことは、残ったものにとってはせめてもの慰めになりました。今も子供のころから兄弟で過ごした数多くの出来事が、次から次に湧き上がってきます。苦しさから解放され、葬儀も終えた今は、安らかに眠ってほしいと心から願わずにはいられません。

朝の田にゴイサギがいた

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田が広がる朝の農道を車の窓を開けてゆっくりとした速度で走っていると、遠くの水がたまった休耕田の中を背の低いサギのような野鳥の姿を認めました。急いでその田の近くへ車を動かし探してみると、草の間をゴイサギが歩いていました。コサギやアオサギなどと違い、夕方から夜にかけて姿を見せたり声を聞かせてくれることが多いサギなので、まさか朝の光が明るい田にゴイサギがいるとは思いませんでした。車の中から見ていると餌を探すことに夢中らしく逃げる様子もなかったため、少しずつ車を寄せていき、久しぶりになるゴイサギの姿を近くでゆっくり観察し写真もたくさん撮ってきました。

小次郎の遊び道具

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今月12日に剣道の稽古ができるようになってから15日、昨夜と一週間の間に3度稽古をすることができました。ただ、使用できる体育館内の剣道場は1グループ6人までで、使用時間も45分間の制限がついているため、いつものように、多くの相手と十分な稽古ができません。不完全燃焼のまま竹刀を納めているこの頃の稽古です。しかし新型コロナウイルス騒動で剣道場がどこも閉鎖されていたことを思えば、稽古ができるだけでもありがたいと考えるべきでしょう。写真は、稽古から帰宅して着替えをしてから外した剣道具を片付けようとしたところ、胴をひっくり返し屋根のようにしてその中にもぐりこみ、片手素振り用に庭のカシの枝で作った木刀を抱えこんで澄ました顔で座っている小次郎です。稽古が始まると手入れしたり乾燥させたりするために剣道具を出しておくことが多くなるので、小次郎の遊び道具に使われるようになります。

ララがいたころの夜更けのリビングルーム

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午前零時を回ってお風呂に入ろうとして階下へ行くと、リビングルームでハンナと小次郎は床の上に横になり、マリーは椅子の上で丸くなって安らかな表情で眠っていました。ネコたちは眠ったままでしたが、私に気づいたハンナはいったん目を開け尾を振ったものの、眠くてどうしようもないといった表情ですぐにまた目をつむっていきました。ネコ2匹もハンナも眠くなるともうどうにも我慢ができないようです。ところが、この3匹と違って昨年夏に亡くなったララは、私が夜通し起きて仕事をしたり絵を描いていると、必ず起きてそばにいて話し相手になったり一緒にお菓子を食べていました。今もペットたちは3匹が周りにいてくれますが、いつも私と行動を共にしていたララがいなくなった寂しさはなかなか消えていきません。写真は、2年前の5月20日の夜更けに撮影した、本を読む私のそばでララだけが起きている懐かしい写真です。ペットたちが眠っている様子を見て、ララがいたころの夜更けのリビングルームを思い出した夜でした。

公園にヒバリがいた

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公園の芝生広場でハンナを自由に遊ばせていると、突然立ち止まって前方の一点を見つめ始めました。何かがいるようなので近寄っていき望遠レンズで見たところ、シバの間にたくさん広がったシロツメクサの葉の間でヒバリが蹲っていました。怪我でもしているのかと思ってハンナに戻ってくるようにいい、離れたところから一緒に様子を見ていると、そのうち元気にシバの上を歩き回った後飛び立っていきました。これまで公園内でヒバリを見たことはなかったので、1枚写真を撮っておきました。この頃のハンナは、ルナやララがそうだったように、ときどきこんなふうに野鳥を見つけてくれます。

一緒に座ろうよ

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公園の木陰にある四阿に設置された、陶器製のタイルが貼られたベンチに座るハンナです。座ると陶器の冷たさが伝わってきて気持ちがいいのか、ハンナはこのベンチが大好きで、いつも散歩の途中でこのベンチに上がって休んでいます。ことに気温が上がってくると、散歩を始める前にまずこのベンチへやってきて座りたがることが多くなります。同じようにいつもこの公園を散歩したアメリカンコッカースパニエルのルナやララは、全く関心を示しませんでしたが、やはりハンナはスイスの高地が原産のイヌなので、寒さには強いけれど暑さは苦手なのでしょう。特に最近では自分の横へきて私も座れという意思表示をするようになったので、よく一緒に並んで座り、お尻から伝わってくる冷たさを感じながら通り過ぎていく風に吹かれています。

ハンゲショウの前で

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公園の湿地に茂るハンゲショウの葉が白く色を変え始めました。数日前に訪れたときにはまだ数枚の葉が白くなりかけているだけでしたが、今日はたくさんの葉が白化していました。この数年毎年ハンゲショウの葉が白く変わると、すぐ近くの芝生広場で遊んでいるララとハンナを呼び寄せ、白くなった葉を背景にして写真を撮ったものです。昨年の記録を見てみると、6月23日に2匹が並んで写真に納まっていました。それが今年は、ファインダーの向こうに見えるのはハンナだけになってしまいました。寂しい限りです。上段の写真は今日のハンナ、下段は昨年6月23日のララとハンナです。

波打ち際のシロチドリ

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波が打ち寄せる砂浜を歩いていると、アオサ、テングサ、オゴノリなどの海藻が打ち上げられた波打ち際で、シロチドリの雄が1羽立ち止まってこちらを見ていました。近くにはたくさんの小石が打ち上げられて積もっていて、チドリの仲間の営巣場所には最適なところなのでどこかに巣があるのだろうと考え、それらしい場所は遠回りして歩いてくると、シロチドリは私とハンナを監視するようにじっと見つめていました。擬傷行動は起こさなかったので、まだそれほど差し迫った危機感は持っていなかったようですが、それでもなんだか邪魔をするなと言いたげな様子で、私たちが遠ざかるまで目を離しませんでした。

スナガニ

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梅雨らしく降り続いた雨が今日は一時やんだので、雨のやみ間にハンナを連れて砂浜を散歩してきました。ただ、車を止める場所がなかったため、いつも歩く海辺から少し離れた砂浜を歩いてみたところ、砂浜一面に直径2cmから3cmの穴が無数にあき、砂の上にはたくさんのスナガニが這い回っていて、近づいていくと一斉に穴の中へ走り込み姿を隠していました。その穴の周囲には、スナガニの作った砂団子が足の踏み場もないほどたくさん散らばっていました。スナガニは普通は赤い色をしていますが、驚いたり恐怖を感じると黄褐色から黒褐色へ体色を変化させます。赤い色をしたスナガニを撮影したくて、しばらくハンナと穴の近くの堤防に腰を下ろし音を立てないようにして待っていたところ、穴の中から写真の赤いスナガニが出てきました。

オオヨシキリが巣立った

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今年も家の前の調整池に広がるアシ原でオオヨシキリの雛が孵り、巣立ちをしたようです。この一週間ほど賑やかな鳴き声が一度に何箇所かから聞こえていたので、雛が巣立ちしたようだと考えていたところ、降り続いていた雨がやんだのでベランダへ出てみると、池の上を3羽のオオヨシキリが飛び交っていました。すぐにカメラを持ち出して池の近くへ行き望遠レンズを向けて確認すると、2羽は若鳥のようでした。これまでも毎年2羽か3羽が巣立ちしてきましたが、今年も少なくとも2羽は巣立ちをしたようです。

ノアザミが咲いていた

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公園の遊歩道脇で、ノアザミの花が咲いていました。ここは以前ツリガネニンジンが2株芽を出し花を咲かせたので、翌年楽しみにしていたところ公園整備の草刈りですっかり刈り取られがっかりしたことがある場所ですが、これまで一度もノアザミの花は見たことがありませんでした。どこかから風に乗って飛んできた種子が発芽したのでしょう。池を挟んで数百m離れた森の中にはノアザミの花が多いので、そこからやって来たものかもしれません。刈り取られることなく増えてほしいと思いますが、おそらくツリガネニンジン同様草刈りの折にきれいさっぱりと刈り取られてしまうのでしょう。せっかくきれいに咲いた花なので、ハンナと一緒に撮影してみました。

三か月ぶり

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昨夜は3か月ぶりに剣道をしてきました。新型コロナウイルス蔓延のためまだ多くの剣道場が閉鎖されている中で、隣の市の剣道場が使用できるようになったと剣道仲間から連絡があったので、早速懇意にしている六段と五段の二人を誘い竹刀を振るってきました。剣道ができない間、毎日木刀や真剣を振ってはいましたが、これだけ長い間竹刀で打ち合うことがなかったことはありません。勝負勘が鈍っているだろうと思いながら地稽古を始めたところ、考えていたほど動きは鈍くはなく、久しぶりに楽しい稽古をすることができました。ただ、私が剣道具の用意や手入れをし始めると、ハンナは相手をしてもらえないうえ、そのうち私が一人で出かけてしまうので面白くありません。昨日もしばらく使わなかった剣道具を出して点検していると、ハンナは私の横で写真のようにいかにもつまらないといった表情をして横になっていました。

早苗が風になびく中で

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早苗が生長を始めた田の中で、田面を渡って行く風に胸や背の飾り羽をなびかせてチュウサギが佇んでいました。早苗の鮮やかな緑色とチュウサギの純白の色の対比がきれいです。あちこちの田に水が張られヌマガエルやザリガニの姿がたくさん見られるようになり、畦やイネの間ではいろいろな昆虫も飛ぶようになって、田が広がるフィールドではこれらを捕食するコサギ、アマサギ、チュウサギ、ダイサギ、アオサギなどサギの仲間の姿がそこらじゅうで見られるようになりました。そろそろ雑木林のコロニーでは雛が生まれ育つ頃なので、どの番も育雛のための餌の確保に余念がないようです。

ちっとも起きてくれないよ!

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この頃では、一日のうちのほとんどをハンナの周りで過ごしていることの多い小次郎です。ただ、お互いが遊ぶ気分になっていたり、どちらも眠くて横になっているときは問題ないのですが、ハンナが眠いときに退屈をしきっている小次郎がそばにいると、体を横たえているハンナの顔の前で寝転がったり座り込み、鼻面を叩いてみたり耳にじゃれつくのでハンナは大いに迷惑をしています。この写真を撮ったときも、一緒に横になって眠っていたのですが、目を覚ました小次郎はハンナの顔の前で鼻をくっつけるようにして大声で鳴きかけ、それでも起きないとハンナのヒゲや前足を齧って起こそうとしていました。これまで一緒に暮らしてきたアメリカンコッカーのサラ、ルナ、ララにも同じように接していましたが、体の大きさが格段に違うハンナに対しても同じことをするようになり、何をしても怒らないハンナにすっかり心を許したようです。このあとハンナは、眠そうな顔をして廊下に出ていってしまいました。

キジの母衣打ち

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繁殖期に入ってからフィールドへ出るとあちこちからよく聞こえていた雄キジの鳴き声が、この頃少し減ってきたようです。繁殖期以外にはあまり鳴くことのないキジなので、そろそろ産んだ卵が孵って雛が育ってきたのでしょう。先日は親鳥に連れられた雛の姿を求めて草はらの中を歩いていると、草陰に雄キジの姿が見えたため近寄って様子を見ていたところ、あたりをうかがいながら翼を広げはじめました。姿勢からすると母衣打ちの姿が見られそうだと考え、茂みに隠れてカメラを構えていると、案の定キジは空を仰ぐように頭を上げて大きな声を張り上げ母衣打ちを始めました。期待した雛と出会うことはできませんでしたが、ひと月ぶりに大きな声で叫び母衣打ちをする雄キジの姿を撮影することができました。こんな姿を見るのも、今シーズンもうそんなにはないでしょう。

梅雨入り

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この地方が梅雨に入りました。これからひと月半ほどは雨の降る日が多くなり、ハンナの散歩がしづらくなる季節です。昨日は曇り空が広がったものの雨は降らずなんとか散歩に行くことができましたが、今日は雨になり残念ながら外出することができませんでした。写真は昨日の散歩で撮影した、ハルジオンにとまるベニシジミですが、これからしばらくはこんな野外での撮影も、これまでのようにはできなくなります。そういえば、4月から5月にかけては草はらや土手を白い花で飾っていたハルジオンの花の数が減って一面の青草が目立つようになり、ベニシジミも春型の姿が消えて体色の濃い夏型ばかりが目にとまるようになりました。自然の中で季節は着実に動いています。

アジサイの小道

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公園の中には、色とりどりの花をつけるたくさんのアジサイが植えられ、その中に木道が設置された小道があります。ここは、昨年の5月から6月にかけての早朝、病気で痩せて体力が落ちてきたけれど散歩をしたがったララをよく連れてきた芝生広場の片隅です。そのときはアジサイが大きな花を咲かせ、その隣にある湿地ではたくさんのハンゲショウが白くなった葉に朝露を乗せて風に揺れていました。先日久しぶりにハンナと訪れると、梅雨入りを前にして、今年もアジサイの青や紫の花が咲きかけ、ハンゲショウはまだ青々としていましたが、それでもわずかながら花序のすぐ下の葉を白く染め始めているものが見受けられました。写真は、咲き始めたアジサイの近くで休むハンナです。これからのこの小道は、一年のうちで一番華やかに飾られる季節を迎えます。

5年が経った

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今日は6月9日、5年前に10歳5か月で亡くなったルナの命日です。私たち家族に別れを告げる暇もなく、私がおやつを与えてから3分ほど目を離した隙に突然亡くなってしまいました。5年といえば考えようによっては長い期間ですが、今でも事あるごとに、いつも私のそばにいて体を揺らしながら後を付いて歩いていたルナの姿は、鮮明に浮かんできます。ルナの遊び相手にと考えて引き取ったララも、昨年寿命を全うすることなく難病でルナの後を追って逝ってしまい、いつも複数のイヌがいた我が家でしたが、現在は家族の中でイヌはハンナだけの寂しい状態になってしまいました。今日は家族とともに、ルナとララを偲んで過ごす一日になります。写真は、2007年6月に撮影した、家の外に出て遊び相手をみつけようとあたりを見回している、元気いっぱいの頃のルナです。

緑色に染まって

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春先までは明るい日の光が林床の深く積もった落ち葉の上で揺れていた雑木林の中も、すっかり木々が葉を茂らせて日差しを遮るようになりました。林内を歩いていると、どこを見ても鮮やかな緑が目に映り、青葉を透かして届く光で体中が緑色に染まりそうです。もうしばらくすると林の中も蒸し暑さが広がり始めますが、今は木立の間をわたってくる風はひんやりとし、木々の香りを含んで爽やかです。日向を歩いてきたハンナも、林の中へ入ると写真のように一息ついた様子で腰を下ろし、頭上から聞こえてくる野鳥の声に耳を澄ませています。

海浜公園のカワラヒワ

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今日は午後からの散歩に、珍しく妻が一緒に行くといいました。どこへ行きたいか聞いたところ海がいいというので、海浜公園を歩いてきました。日が高いうちは30℃近い気温があり暑かった一日でしたが、夕方5時を回った海辺は日も傾き心地よい風が吹き抜けて、気持ちのよい散歩ができました。ただ、それでもハンナにとっては気温は高く、少し歩くとすぐに休みたがり、途中ベンチで長い時間横になっていました。写真はそのベンチ近くのマツにやってきたカワラヒワです。今の海浜公園の中ではいたるところでよく通るカワラヒワの声が聞こえ、歩いて行く先々で出会えます。

シジュウカラがやって来た

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この春は公園を中心としたフィールドではシジュウカラをよく見かけましたが、家の周囲ではほとんど見ることがありませんでした。ところが先日、道路を挟んで向かい側にある調整池でシジュウカラの声が聞こえてきました。家の中から窓を開けて様子を見ていると、葉を茂らせたシダレザクラの枝の間から顔を出した2羽のシジュウカラがフェンスにとまってあたりを見回し、しばらくすると飛び上がって窓際へやってきました。窓の下の植木の間に撒いた野鳥用の餌を見つけやって来たようです。そっと見ていると、スズメたちに交じってナッツやマメ類を砕いた破片や、枝についた虫をついばんでいるようでした。久しぶりに家の中から観察したシジュウカラでした。

ハマボウフウの花が咲いた

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砂浜では、ハマヒルガオのピンクの花の姿がすっかり消えて、今は写真のようにハマボウフウの花が満開になっています。色彩も華やかではなく目立たない花ながら、昆虫たちは開花を知っていろいろな種類が集まってきています。この数年海岸のハマボウフウは数を増やし、一昨年あたりからよく花が咲くようになりました。昨年の今頃は闘病中ながらまだ散歩をしたがったララを連れて何度もこの海岸へ来てハマヒルガオやハマボウフウの花が咲く中で遊ばせ写真を撮りました。今年画面に写るのはハンナだけですが、ファインダーを覗いているとハマアカザやススキの茂みの陰からララがひょっこり姿を現し、ハンナの横へ来て、また写真を撮るの、と言いたげないつもの表情でレンズを見つめるような気がしてきました。ハマボウフウの花を見て、昨年の今頃砂浜を歩いたララの様子が目の前に広がった午後の散歩でした。

遊び相手がいなくなった

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新型コロナウイルス感染者増加に伴う緊急事態宣言や休業要請が発令され、大学の図書館や研究室の利用が制限されていたため帰宅して自宅で研究活動をしていた息子が、不十分ながら大学が活動を始めたようなので昨日の夕方京都へ戻りました。途中何度か日帰りや2日ほどの滞在で京都へ戻りましたが、予想以上に長い期間家にいました。息子が暇があれば相手をしていた小次郎は、遊び相手がいなくなって少々寂しくなったようです。夜になっても帰ってこないことをおかしいと思っているのか、庭や道路で音がするたびに写真のような表情で外の様子を気にしていました。

アオサギとアマサギ

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シロツメクサに覆われた田の畦で、アオサギとアマサギが並んで羽を休めていました。田植えが始まり、田に水が張られてカエルやタニシなど餌になる生き物が増えてきたらしく、最近アマサギやチュウサギのように南から渡ってきたサギをはじめ、コサギ、アオサギ、ダイサギなどが田の周囲でよく見られます。この写真を撮ったときも、周りでは数羽のアマサギや2羽のチュウサギが熱心に餌を探し、遠くの畦にはコサギの姿が見られました。そんなサギの中でも、警戒心の強いアオサギが珍しくシロツメクサの中でのんびりと座り込んでいたので、アマサギと一緒に画面に入れて撮影してみました。

これは何だ? 

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フィールドの中では、いろいろな草木が伸び青葉も茂り、初夏らしい雰囲気がいたるところで見られるようになりました。こんな季節の移ろいを感じると、ときどき過去の同じ季節に撮った写真ファイルを開いて見ています。昨日も2年前の5月と6月のファイルを開いたところ、当時よく訪れていたノイバラが茂る里山の道を歩いていたときに、突然目の前に垂れ下がってきたクズの蔓を興味津々といった表情で見つめていたララの写真が出てきました。ノイバラの枝か刺にひかかっていた蔓が、風にでも吹かれて外れ垂れ下がってきたのでしょう。画像がディスプレイに現れた途端に、これは何だ、といった表情でララが興味深そうに蔓を見つめ匂いを嗅いでいたときの様子が、ありありと眼前に浮かんできました。この画像に誘われて、今日はこの道を歩いてきましたが、やはりララが元気で歩いていたときと同じようにノイバラは大きな茂みを作り、その間からクズの蔓が伸びてきていました。

ケリの威嚇

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一面に田が広がるフィールドの中をゆっくりと車を動かしながら野鳥を探していたところ、2羽のダイサギが田の中へ舞い降りてきました。他に何も撮影する対象が見当たらないので、これをを撮影しておこうとカメラを取り出していると、その間に付近で営巣をしているらしいケリが鋭い声を張り上げて上空を旋回し始め、やがて2羽のダイサギを威嚇して急降下を繰り返し、それでも効果がないと分かると体当たりをするような勢いで何度も襲いかかりました。これにはダイサギも驚いたらしく、5度目の攻撃を受けると飛び上がって別の場所へ移動していきました。体ははるかに小さいのに、大きなダイサギ2羽を相手にして巣を守ろうとする意欲は大したものです。ケリの行動を感心しながら観察してきました。

ヒルザキツキミソウの群落

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昨日は、ハンナのリードを家に置いたまま散歩に出かけてしまいました。いつもの公園について車から降ろそうとしたときにリードのないことに気づき、車の中に予備のリードがないか探してみましたが見当たりませんでした。昨日の公園は人出があったので、リードなしで園内を歩かせることは気が引け、急遽場所替えをしてほとんど人と出会うことのない野鳥観察をしているフィールドの一つへ足を向け、そこで自由に歩かせてやりました。フィールドへ到着して車をとめると車の脇の土手で、毎年今の時期に群落を作ってきれいに咲くヒルザキツキミソウが咲き揃っていたので、ハンナを呼び寄せその前に立たせて撮影してみました。

ハンナにはつまらない一日だった

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昨日は大学時代から親しくしている友人が、昼食でも一緒に食べようとはるばる大阪からやってきました。メールや電話ではよくやり取りをしているのですが、会うのは7か月ぶりになります。昔から歴史好きで古墳や遺跡巡りを全国的にしていて、せっかく来たのだから私の住む地方で有名な古墳へ行きたいと提案してきたため、車で希望の古墳へ案内し、それからゆっくりと昼食をとり、近況や友人たちの消息を話題に楽しい時間を過ごしました。ところが、ハンナはいつも散歩へ行く時間に私が外出してしまうため家で留守番をすることになり、結局夜も散歩に行くことができず、つまらない一日になってしまいました。写真は、朝から外出の用意をする私を見て、つまらなさそうな表情で寝そべるハンナです。

コアジサシ

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夕方の海岸をハンナとのんびり歩いていると、沖の方からコアジサシが1羽飛んできました。距離は少々遠かったのですがファインダーに捉えシャッターを切ってみました。コアジサシはたくさん見られるところでは数十羽が群れになって飛び交う様子を見ることができるのに、この海岸一帯では一度に見ることができるのは多くても10羽前後です。今年も5月から気を付けて見ているのですが、これまで確認できたのは一度に4羽だけです。海中へダイビングして魚を獲る様子を撮影したいのでもっと個体数が増えてくれないかと待っているのですが、現在の飛来数を見るとたくさんの個体が群れた様子を見るのは今シーズンも望み薄のようです。

海風が涼しい

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朝から雨になった昨日は、午後から止み間が出て夕方には道路も乾き始めたので、短時間でもハンナを運動をさせようとして海へ行き、砂浜を歩いてきました。新型コロナウイルス感染者増加による緊急事態宣言が解除になって二度目の日曜日でしたが、雨のため先週の日曜日のような混雑はなく、海岸一帯は閑散としていました。おかげでハンナはいつものようにリードも付けず、のびのびと散歩をすることができました。写真は、お気に入りの防波堤の先端へ行き、気持ちよさそうな様子で涼しい風に吹かれているハンナです。