オシドリがいなくなった・・・
満開の花の下で
アオジを見ると

この冬は声は聞こえてくるもののほとんど出会うことがなかったアオジに、春になったこの頃よく出会います。旧宅の庭には、野鳥や草花が好きだった祖父が餌付けをしていたためよく野鳥がやってきていました。子供のころには座敷の縁側で祖父の膝に座り、庭にやって来た野鳥を見ては毎日のように名前や習性を聞いたものでした。アオジも、そんな話の中でスズメやツバメなど身近な野鳥を除くと、私が最初に名前を覚えた野鳥です。今でもアオジを見ると、冬の日が明るい旧宅の縁側で祖父と一緒に野鳥を見ていた情景や、そのとき交わした会話の断片が懐かしく思い出されます。写真のアオジは、先日散歩しているとクマザサの茂る細道へ飛び出してきた個体ですが、撮影していると、旧宅の庭の隅にあったクマザサの茂みで餌を探していた、昔見たアオジの姿と重なって見えてきました。
タンポポが咲いた

日向を歩いているだけで汗ばむほどの暖かい日になりました。そんな暖かさの中で公園の土手や遊歩道の脇では、オオイヌノフグリ、ホトケノザ、ヒメオドリコソウ、キュウリグサ、ハコベ、ナズナなど春の野草が、今を盛りとたくさん花を咲かせています。その中で、この1週間ほどの間にタンポポの花が一斉に開き、場所によっては地面が一面に黄色の花で埋め尽くされるようなりました。そんなところでは、満開になったソメイヨシノの薄いピンクとタンポポの花の鮮やかな黄色が、春らしい華やかな色のハーモニーを奏でています。今日の散歩では、ハンナも敷き詰められたようにタンポポの花が広がる土手に腰を下ろし、春の風景を楽しむようにあたりを見回し、気分よさそうな様子で長い間休憩していました。
花陰から顔が出た

満開になったソメイヨシノの枝にはたくさんの野鳥たちがやってきて、蜜を吸ったり花をついばんでいます。今日も散歩をしながら花にやって来る野鳥たちの種類を見ていると、メジロ、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、スズメ、ツグミ、キジバト、コゲラといろいろです。その中でも、一番よく目につくのはメジロですが、撮影しようとするとたくさん咲いた花の陰に隠れてなかなかよいシャッターチャンスがありません。一日腰を据えて撮影すればよい写真も撮ることができるのでしょうが、1時間ほどの散歩中にたまたま出会った野鳥を撮影しているだけなので、野鳥がいたという記録程度の写真しか撮ることができません。それでもときどき写真のように花陰から顔を出してくれるので、できるだけ機会を逃さないようにレンズを向けています。
公園のソメイヨシノが満開になった

公園のソメイヨシノが満開になりました。昨日の強い雨に打たれて、もう花びらを散らし始めたものもあります。今日もお昼前に遊歩道の桜並木を歩いていると路面は花びらで彩られ、風がやってくるたびにピンクの花びらがハンナの背中や頭に舞い落ちてきました。毎年サクラの季節にはララとハンナを連れていろいろなサクラを見に行ったものですが、昨年からは咲き誇るサクラの景色の中にララの姿はなく、周囲が華やかな色に包まれてもサクラの花の下を通るたびにララの姿を思い出し、寂しさが湧き上がってきます。それはハンナも感じているのか、ララと一緒に歩いたときのようなはしゃぎ方は見られません。写真は、ソメイヨシノが満開になった公園の遊歩道にひとりで座るハンナです。
スモモの花に囲まれて


昨夜遅くから雨になりました。春なのでやむをえませんが、最近はよく雨が降ります。今日は散り始めた公園のスモモの花の見納めをしようと考えていましたが、この雨でほとんどの花は散っていることでしょう。そこで、過去に撮影したスモモの花の写真を見ていたところ、ララとハンナが満開になったこの木の下で遊んでいた画像がいくつも出てきたので、その画像を掲載してみました。2019年の3月27日に撮影したものです。この年の8月20日に亡くなったララは、蛋白漏出性腸炎のため腹水がたまったり服用していた薬の副作用で毛並みが悪くなってはいてもまだこのころは毎日散歩はしたがったため、公園や海へ連れて行きたくさん写真を撮っていました。亡くなってもう1年7か月が経ってしまいましたが、写真を見ていると、こんなふうに2匹と一緒に散歩したのはまだほんの数日前のような気がしてきます。
カジイチゴの花が咲いた
海辺のカワラヒワ
この頃の海辺
たくさん咲いた


このあたりのソメイヨシノも開花が進んできました。昨日も公園の中を一回りしてくると全体をみれば三分咲き程度ながら、北側に斜面や林を背負って南に向いた日当たりのよいところに立つ木の中には、華やかに八分咲きになったものもありました。そんな枝では、たくさんのメジロやヒヨドリが春の訪れを喜ぶように賑やかに鳴き交わし、嘴や顔を花粉で黄色に彩って花の蜜を吸っていました。このまま暖かさが続けば、明日明後日には見ごろになりそうな雰囲気です。しかし、天気予報では日曜日は雨になるようなことをいっているので、残念ながらよいお天気のもとでのお花見は望み薄のようです。写真は、咲き揃いだしたソメイヨシノの花にやってきたメジロです。
目の前にいた
クスの葉が落ちる季節

昨日は雨のため散歩ができませんでしたが、今日は朝から風は強いもののよいお天気になったので、開花が始まったサクラの開き具合を見てみようと、ハンナを連れて公園へ散歩に行ってきました。遊歩道に沿って立ち並ぶソメイヨシノは三分咲き程度になっていたので花や花の間で遊ぶメジロを撮影し、そのあとは雑木林の中を歩くと、折からの強い風に吹き落されてたくさんのクスの葉が地面を覆っていました。雑木林の中のクスの大木が林立するところでは、春が闌けてくると大量の落ち葉が降り積もります。元気だったころのルナやララは新しい葉が厚く積もるとやわらかい感触が気に入っていたのか転がって遊び、長い毛にたくさんの葉を絡ませていました。今年も地面を覆うクスの落ち葉を見て、葉を舞いあげて遊ぶ2匹の姿を思い出す季節がやってきました。
夏羽に変わり始めたハジロカイツブリ
新しい首輪 その2
ホオジロの囀り
気持ちがいいね
スモモの木の下で

公園のスモモの花も満開の時期を過ぎて枝先に薄緑色の葉が現れ、風に花びらを散らし始めました。木の下にいると、弱い風がやってきただけでたくさんの白い花びらが降ってきます。近くに立ち並ぶソメイヨシノは膨らんだ蕾の多くが開き始め、地上ではタンポポがたくさんの花を咲かせ、空にはツバメがたくさん舞うようになりました。ケヤキやモミジなどの落葉樹も枝先に小さな葉を出しています。少し前までは冷たい風が吹き抜けていた園内も、すっかり春の様相を見せ始めました。数日もすればソメイヨシノが咲き誇るようになり、園内はウメの季節に続いてまたたくさんの人出で賑わうようになるでしょう。写真は、春の日を浴びて満開になったスモモの木の下で遊ぶハンナです。
アオジはいたけれど・・・

雑木林の中の大木が鬱蒼と茂る遊歩道を歩いていると、小さな鳴き声とともに2羽のアオジが飛んできて、すぐ近くの斜面で餌を探し始めました。木々の重なった大きな枝が日差しを遮っているため昼でも薄暗い場所なのできれいな写真を撮ることはできないだろうとは思いましたが、今シーズンはアオジと出会う機会が少なくまだ一度も撮影していなかったので、ハンナの足をとめカメラを取りだしてレンズを向けてみました。ただ、撮影条件はよくなかったうえ、撮影しようとした途端に遊歩道をこちらへ向かってくる人があり、その気配にアオジは驚いてすぐ逃げてしまい数回シャッターを切っただけで終わったため、きれいな画像を得ることはできませんでした。。
ウメの実ができた枝で
いったい何が不安だったのか・・・

昨夜のハンナは、いつもなら眠くて定位置のマットの上で横になり目を閉じる零時を回ったころから、見知らぬだれかの気配を感じているような様子で何か落ち着かず、部屋の中や廊下を歩き回っては不安そうに天井や壁の一点を見つめる動作を繰り返していました。その様子を心配して息子が何度も階下へ降りて行き、おしまいにはハンナを座らせて体を撫でていたところ明け方近くになってようやく眠っていきました。それが、朝になると不安そうな様子は全く見せなくなり、朝の散歩でも写真のように春らしくなった公園の中を元気に歩いてきました。いったい夜中は何が不安だったのか人間なら聞くところですが、口をきくことができないハンナには尋ねようがありませんでした。
ワシントンヤシの幹を上るコゲラ

公園の池の端に立つ3本のワシントンヤシのあたりから、コゲラの声が聞こえました。声を頼りに探してみたところ、1本のワシントンヤシの幹にコゲラがとまり、幹の周囲を螺旋状に上りながらときどき鳴き声を発して幹をつついていました。。雑木林から離れて池に面した開けたところに立っているヤシなので、ときどき最上部にホオジロがとまって鳴いていることはあるものの、コゲラがとまっているのを見たことはありませんでした。こんな周囲に何もなく、樹高20m近いワシントンヤシが3本だけ立っているところへは、コゲラはやってこないだろうと考えていましたが、望遠レンズで見てみると幹の各所にコゲラがつついたと思われる穴があるので、ときどきはやってきているようです。
部屋の中でタチツボスミレが咲いた
無事に終了しました

地元のギャラリーで10日から開催してきた個展が、昨日無事に終了しました。家の近くにギャラリーができて以来、毎年オーナーのお声がけで開催してきた個展は、今年で15回目を迎えました。大都市でしてきた個展と違い、家からすぐ近くにあることの気楽さやオーナーのご親切のおかげで、肩に力を入れることもなく楽しみながら描く中で15年の年月が流れました。今年は昨年6月に亡くなった弟との兄弟展として開催しましたが、癌で病床につき余命宣告を受け、抗がん剤の副作用のしびれのため筆をとることができなくなってから絵を描いていたことを私に告げたため、生前中に一緒に個展を開催してやれなかったことが悔やまれ残念でなりません。それでも、今回の来場者の方々からは弟の絵についてよい評価やご意見もたくさん頂けたので嬉しく思い、早速仏壇に報告してやりました。オーナーからは来年もぜひ3月に開催してほしいとの言葉を頂いたので、今度はペットの絵ばかりではなく、これまでのように植物画や風景画を出品し、できれば弟の絵も少しは展示してみたいと考えています。
シダレザクラも咲いたけれど・・・

ちらほらと咲き始めたソメイヨシノと息を合わせるように、公園のベニシダレザクラが開花を始めました。ただ、昨年の春までは華やかな花を地上近くまで下げた枝にたくさん咲かせた木ですが、今年は枯れた枝が目立ち木全体がピンクの花に包まれるというわけにはいかないようです。昨年の花が終わったあと、公園管理を委託されている作業員と思われる人たちによって枝が剪定されましたが、その剪定の仕方がウメの枝を切るのと同じようにたくさんの枝を乱雑に切っていたため枯れるのではないかと心配していました。どうもその心配が当たってしまったようです。この公園の樹木管理を任されている会社は、他の木々の手入れを見ていても専門の庭師がいるのか疑わしい手入れをしていることが多く、これまでも剪定後に枯れてしまう木々をいくつも見てきました。散歩でそばを通るたびに、何とかこのシダレザクラは樹勢を回復してほしいものだと願いながら芽の出方や木肌の状態を見ています。
いいお天気だ
スモモの花が満開です
オオバンが2羽

1月から注水が始まった公園の池に水が満たされました。足掛け3年ほど広大な荒れ地となって池の底が現れ、荒涼とした景観が広がっていましたが、やはり水があると風景に潤いが出ていいものです。まだ水が満たされたばかりなので魚はほとんどいなくて、これを餌とする野鳥たちの姿はほとんど見られませんが、それでも植物食のカルガモやマガモは少しずつ増えてきているようです。今日も池の周囲を廻る遊歩道を歩いていると、2羽のオオバンが春の日差しの中で岸近くの水際に浮かび、のんびりと草をついばんでいました。池の水が抜かれるまではオオバンは毎年10羽前後がやってきていました。水が満たされたので来シーズンは以前のような数がやってきてほしいものだと思いながら撮影してきました。
足の異状は消えたようです
若草が萌え出る中で
咲いた!
野の花とツグミ
もうすぐ咲きそうだ

暖かい日が続き、東京、京都、横浜などからはすでにソメイヨシノの開花の便りが聞こえてきました。今年のソメイヨシノの開花予想は早めの開花になることを告げていましたが、予想どおり3月下旬を待たずに開花が始まったようです。ニュースでは観測史上最も早く開花したと伝えられている地方がいくつか報道されていました。そんなニュースに接した後で今朝公園の中を散歩すると、遊歩道に沿って立ち並ぶソメイヨシノの枝先には写真のようにピンク色に染まり明日にでも開花しそうな蕾がたくさんついていました。このあたりでも、例年よりずいぶん早い開花になるようです。いつもはウメの花が散った後にアンズやスモモの花が咲き、それが終わるころになってソメイヨシノが咲き出すのですが、今年はアンズやスモモと同時期に咲くソメイヨシノの花が見られそうです。
カシラダカの雄がやって来た
ヤシャブシの枝で
海辺にも春が来た
春です
春の山を背景に
アンズの花

ウメの花がほとんど散ってしまった梅林の中では、アンズの花が咲き始めました。写真のアンズは、苗木のときにウメに交っていたのかそれとも間違えて植えられたのか、たくさんのウメの木が立ち並ぶ中で1本だけウメと違った木肌を見せ、ウメの後を受けてたくさんの優しい色合いをした花を咲かせます。初夏になると大きな実を生らせ、熟れてくるとよく地面にその実を落とすので、果物が好きだった生前のララは、毎年落ちている実を見つけると嬉しそうにその前に座り、私が食べてもよいというのを待っていました。今でもこの木の前を通ると、実を見つけたときのララの表情を思い出します。今年もあと3か月もすれば、ララが喜んだ山吹色に熟れた実が見られるようになります。
カモは少ないままだった

この冬はどういうわけか、私が自然観察フィールドにしているどの海や池でもカモの数や種類はこれまでになく少なく、寂しい状態が続きました。特に毎年200羽を超える数がやって来ていたスズガモやフィールドの常連であったオナガガモ、オカヨシガモは全く姿を見せず、マガモやコガモもいつもの年と比べると極端に少ない数しか確認できていません。かろうじてヒドリガモは海辺へ行くたびに出会えるものの数は少なく、多いときでも例年の3分の1ほどの数が見られるだけです。昨日も海辺を歩くと、波打ち際のあちこちで写真のように群れを作っていましたが、群れの中の個体数はせいぜい数羽から30羽どまりと少なく、とても海面を埋め尽くすようなカモの群れを見ることはできませんでした。3月も中旬になり、これからカモたちは徐々に北へ帰る時期になってきたので、今シーズンはたくさんのカモの群れを見ることなく冬鳥のシーズンが終わりそうです。
今日は散歩はよそう
ウメの季節も終わります

花を落とした木が多くなってきた梅林の中で、まだきれいな花を残している木が集まる一角にはメジロやカラ類を中心にした野鳥たちが集まって来て、今年もそろそろ終わりになるウメの花の蜜の味を楽しんでいます。このシジュウカラもメジロやヤマガラと一緒になって満開になっている紅梅の枝の間を飛び回っていましたが、蕊の間に嘴を差し入れて蜜を吸うメジロとは違って花や蕾ごと食べているのか、花を嘴で挟んでむしり取りあたりに花びらを散らしていました。今シーズンは野鳥の種類は少ないながら、ウメの花と野鳥の写真はたくさん撮ることができました。ウメの季節も終わりを迎えるので、今度はサクラの枝に遊ぶ野鳥を被写体にする季節がやってきます。
春雷
個展の取材

今日は午後から、地元テレビ局による個展の取材がありました。個展を地元で始めるようになってからは毎年取材を受けていますが、いつもは作品制作のきっかけや創作意図などの質問が多いのに、今回は兄弟展ということで弟についての質問が多くありました。また今回は弟の植物画を展示する関係から、毎回一番力を入れて描いていた植物画の出品は取りやめ、私の作品はペットの絵ばかりを展示したところ、どうして今までと展示内容を変えたのかとの質問もありました。展示された絵についていろいろな質問を受けながら、兄弟にも知らせず一人で黙々と癌と闘いながら絵を描いていた弟の心情を思った取材になりました。写真は、展示したペットの絵の1枚です。
間一髪
春の日を浴びて
ヤマガラの撮影

シジュウカラやメジロとともに梅林の中を飛び交っているヤマガラも、よく囀るようになりました。枝の間からは、シジュウカラやメジロの囀りに交じってヤマガラの声がよく聞こえてきます。ところが、梅林の中で撮影しようとすると、まだ一部見ごろになっているウメも残っているため観梅を楽しむ人たちの姿は依然多く、人の動きに野鳥たちが逃げてしまいなかなかいい写真を撮ることができません。先日も、ウメの枝にやって来たヤマガラを撮っていると、観梅にやってきた人たちがしきりに野鳥の名前を聞いてきたり、自分もスマートフォンで撮影しようとして野鳥に近づくためシャッターチャンスのほとんどを逃がしてしまいました。そこで、ウメの花と野鳥を撮ろうとした当初の予定は変更して、ウメの木のない果樹を集めた一角へ移動して撮影してきました。写真は、キウイフルーツの蔓にとまったヤマガラです。
今年は楽だった

確定申告が終わりました。もっとも今年は昨年の暮れにほぼ申告内容の計算は終えていたので、申告書の書式に記載し検算するだけで終わり、3月になってからいろいろ資料を集めて計算に取り掛かる例年の慌ただしさはなく、大変楽に申告を終えることができました。今日は記入した申告書を知人の税理士から電子申告してもらうことと事務所で一件書類の保管をすることを依頼するため、都心にある税理士事務所まで出かけてきました。そのため、今日は朝から小次郎もハンナもゆっくり遊んでやることはできませんでした。写真は、一昨日撮影した遊び相手になってやらない私を見る小次郎ですが、今朝も提出する書類を広げて整理したり確認している私をこんな調子でテーブル越しに見て、つまらなさそうな表情をしていました。毎年確定申告の時期には、小次郎たちは遊び相手になってもらうことができずつまらない思いをします。
ノジスミレ
弟との兄弟展

遅咲きのウメの花

今年は長い間花の色や香りを楽しませてくれたこの地方のウメも、3月も中旬に入ろうとするこの頃ではほとんどの木が盛りの時期を過ぎようとしています。公園の梅林でも大半のウメは花を散らし始め、早咲きのものはもうすっかり花を落としました。ただ、遅咲きのウメはちょうど今が満開の時期を迎え、春の日に照り映えて蜜や花粉を求める野鳥たちを呼び寄せています。今日は久しぶりに公園を散歩したところ、来園者の数は先週までと比べると目に見えて減っていたので、ゆっくり散策することができました。写真は、園内で一番華やかに咲いていた遅咲きの紅梅と、花にやってきたメジロです。この花がなくなるころには、今度はソメイヨシノの蕾が膨らんできます。
新しい首輪
つまらない散歩だった

毎年1月に開催している私の絵の個展は、今年は新型コロナウイルスの影響もあって3月に催されることになり、明後日からいつものギャラリーで始まります。その準備のため今日は朝から都心にある額縁屋さんへ出かけたのでハンナを朝の散歩へ連れていくことができませんでした。帰宅してからも夕方人と会う約束の時間まで1時間もなかったため、町内を歩くだけの散歩にハンナを連れだしたところ、ハンナはすっかりいつものように車に乗って公園や海へ行けると思ったらしく、玄関を出ると写真のように車のドアの前へ行き私を待っていました。しかし、とても遠くへ行く時間はなかったので、車には乗らず近くを散歩するだけだといいながら私が車から離れていくと、ハンナは渋々後をついてきて20分ほど町内を歩いてきました。ハンナにはつまらない散歩になりました。しかし、その歩みを見ると前足の痛みはすっかり引いたようなので、私は一安心です。
小次郎のいたずら
カシラダカがやって来た
早く開かないかな
オシドリはまだ残っていた

ハンナの足の状態は徐々によくなっているようで、家の中を歩いている分には異状は見つけにくくなってきました。ただ、外で少し長く歩くとまだ少しぎこちない歩き方をすることがあるので、今日はいつものような散歩はさせないことにして、気晴らしに車に乗せてオシドリが来ている池へ連れて行きました。3月になってそろそろオシドリもいなくなっているかもしれないと思っていましたが、水面にはマガモの群れに交じってまだ2羽のオシドリが浮いていました。今シーズンは7羽確認しているので、あとの5羽は池をあとにしたのかもしれません。ハンナを遊ばせながらのんびりと水面を見ていると、突然何かに驚いたようにオシドリが飛び立ったので急いでレンズを向けシャッターを切ってみました。
雨の一日になりました
足を痛めた

昨日の散歩で、ハンナは足を痛めてしまいました。特に何をしたわけでもなく平坦な遊歩道を歩いていて、一旦足を止めてから歩き出そうとしたところ左前足をかばうように歩き始めました。そこで、その場に座らせ足の裏から肩まで調べてみましたが、目に見える異状は何も見つからず、どこを触っても痛がる様子は見せませんでした。それでも歩かせると足を引きずるので、散歩は取りやめすぐ帰宅しました。一晩静かに休ませたところ、今朝は昨日より歩き方が改善されたように見えるものの、まだ少し不自由そうに歩いています。食事のときにはいつものように喜んで飛び跳ねようとしたり、私を見ると遊びたがるので大きな苦痛はないようですが、もう少し様子を見た結果治らないようなら、病院へ連れていくつもりをしています。写真は、起き上がることをとめられマットの上で休む、散歩から帰ったハンナです。
今日は出会えた

2月20日に出会って以来、毎日散歩の帰りに探していたタゲリとほぼ2週間ぶりにようやく出会うことができました。今日も先日撮影できた草はらを中心に探しましたが、ツグミやホオジロはいてもタゲリは1羽もいませんでした。そこであきらめて車を動かし大きな道路へ出ようとして数百m進んだところ、道路脇の耕地を歩いている1羽のタゲリが目に留まりました。急いで車を路肩に寄せて辺り一帯を見回してみると、休耕地の中を歩いている8羽のタゲリが確認できました。先日から増減していないところをみると、この8羽で群れを作り冬を過ごしてきたようです。3月下旬になればこの土地を離れていく可能性が高いので、今シーズン撮影できるのもこれが最後かもしれないと思いながら撮影してきました。
地上で餌探し
白いノスリ
いいお天気になった
どんな首輪ができるかな
満開
ツバメが飛んだ

昨日はまた日中の気温が20℃近くになり、風もなく穏やかな日で、夕方ハンナと海岸を散歩しても上着は必要なく、シャツのうえにセーターを重ねただけで30分ほど歩くと汗ばんでくる暖かさでした。そんな最近の暖かさの影響か、波打ち際を歩いていたところ目の前をツバメが飛びました。例年このあたりでのツバメの初見は3月25日前後なのですが、3月になった途端に姿を現しました。昨日目にしたのは1羽だけですが、今年は夏鳥の飛来時期が早まるのかもしれません。今シーズンはこのあたりにやってくるカモの数や種類が異常に少なかったこととも合わせて、自然界に何か異変が起きているのではないかと心配になります。写真は、目の前を横切ったツバメを撮影しようとしている私を待っているハンナです。残念ながら近くを飛んだのは一度だけで、撮影できる距離に戻ってきてはくれませんでした。