獲物を見つけた

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ハンナと並んで芝生に腰を下ろし、水が湛えられた公園の池や青葉が芽吹いてきた周囲の林の緑を見ていると、ジョウビタキがやってきて近くの芝生に舞い降りては木の枝へ飛びあがる動作を何度も繰り返し始めました。どうも気になるものが地上にあるのに、近くを通る人の気配を感じるたびに警戒して飛び上がっているようでした。それでもしばらくすると、地上に降りて昆虫の幼虫らしきものをつまみ上げ、近くの柵の手摺にとまって満足そうに時間をかけて呑みこんでいました。どうも先ほどからこれを狙っていたようです。春になって北へ帰る日が近づき、たんぱく質を取り入れて海を渡る体力を養っているのでしょう。

オシドリがいなくなった・・・

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3月中旬からは絵の個展を開いたり仕事も忙しくなっていたため、オシドリがやってきている池を訪れる機会がありませんでした。暖かくなってきて、オシドリもカモも池を離れるころだと気になっていたので、今日は少しだけ池の様子を見に行ってきました。すると、予想はしていましたが、水面に浮かんでいるのはカルガモとマガモ、それにカイツブリだけで、それも合わせて20羽ほどでした。おそらく、冬の間たくさん水面に浮かんでいたホシハジロやキンクロハジロなどとともに、オシドリもこの池を後にしたのでしょう。写真は、今シーズンの見納めになった3月上旬に撮影した池から飛び立つオシドリです。

満開の花の下で

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公園のソメイヨシノはほとんどの木が満開になり、園内が一年で一番華やかに装われる時期になりました。この公園はウメの花の季節は連日たくさんの人で賑わいますが、サクラの季節は休日になるとたくさんの人が訪れるものの、平日はそれほどの人出もなくのんびりときれいな花が楽しむことができます。昨日も今日も、園内を歩いてもたまに人とすれ違うだけで、きれいな花を独り占めするようにハンナとゆっくりお花見ができました。今日あたりは花びらを散らす木も出てきて、ほとんどの花の蕊の中心に赤味がみられるようになったので、明日あたりからは春風に乗って花吹雪が舞う中を散歩できそうです。

アオジを見ると

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この冬は声は聞こえてくるもののほとんど出会うことがなかったアオジに、春になったこの頃よく出会います。旧宅の庭には、野鳥や草花が好きだった祖父が餌付けをしていたためよく野鳥がやってきていました。子供のころには座敷の縁側で祖父の膝に座り、庭にやって来た野鳥を見ては毎日のように名前や習性を聞いたものでした。アオジも、そんな話の中でスズメやツバメなど身近な野鳥を除くと、私が最初に名前を覚えた野鳥です。今でもアオジを見ると、冬の日が明るい旧宅の縁側で祖父と一緒に野鳥を見ていた情景や、そのとき交わした会話の断片が懐かしく思い出されます。写真のアオジは、先日散歩しているとクマザサの茂る細道へ飛び出してきた個体ですが、撮影していると、旧宅の庭の隅にあったクマザサの茂みで餌を探していた、昔見たアオジの姿と重なって見えてきました。

タンポポが咲いた

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日向を歩いているだけで汗ばむほどの暖かい日になりました。そんな暖かさの中で公園の土手や遊歩道の脇では、オオイヌノフグリ、ホトケノザ、ヒメオドリコソウ、キュウリグサ、ハコベ、ナズナなど春の野草が、今を盛りとたくさん花を咲かせています。その中で、この1週間ほどの間にタンポポの花が一斉に開き、場所によっては地面が一面に黄色の花で埋め尽くされるようなりました。そんなところでは、満開になったソメイヨシノの薄いピンクとタンポポの花の鮮やかな黄色が、春らしい華やかな色のハーモニーを奏でています。今日の散歩では、ハンナも敷き詰められたようにタンポポの花が広がる土手に腰を下ろし、春の風景を楽しむようにあたりを見回し、気分よさそうな様子で長い間休憩していました。

花陰から顔が出た

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満開になったソメイヨシノの枝にはたくさんの野鳥たちがやってきて、蜜を吸ったり花をついばんでいます。今日も散歩をしながら花にやって来る野鳥たちの種類を見ていると、メジロ、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、スズメ、ツグミ、キジバト、コゲラといろいろです。その中でも、一番よく目につくのはメジロですが、撮影しようとするとたくさん咲いた花の陰に隠れてなかなかよいシャッターチャンスがありません。一日腰を据えて撮影すればよい写真も撮ることができるのでしょうが、1時間ほどの散歩中にたまたま出会った野鳥を撮影しているだけなので、野鳥がいたという記録程度の写真しか撮ることができません。それでもときどき写真のように花陰から顔を出してくれるので、できるだけ機会を逃さないようにレンズを向けています。

公園のソメイヨシノが満開になった

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公園のソメイヨシノが満開になりました。昨日の強い雨に打たれて、もう花びらを散らし始めたものもあります。今日もお昼前に遊歩道の桜並木を歩いていると路面は花びらで彩られ、風がやってくるたびにピンクの花びらがハンナの背中や頭に舞い落ちてきました。毎年サクラの季節にはララとハンナを連れていろいろなサクラを見に行ったものですが、昨年からは咲き誇るサクラの景色の中にララの姿はなく、周囲が華やかな色に包まれてもサクラの花の下を通るたびにララの姿を思い出し、寂しさが湧き上がってきます。それはハンナも感じているのか、ララと一緒に歩いたときのようなはしゃぎ方は見られません。写真は、ソメイヨシノが満開になった公園の遊歩道にひとりで座るハンナです。

スモモの花に囲まれて

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昨夜遅くから雨になりました。春なのでやむをえませんが、最近はよく雨が降ります。今日は散り始めた公園のスモモの花の見納めをしようと考えていましたが、この雨でほとんどの花は散っていることでしょう。そこで、過去に撮影したスモモの花の写真を見ていたところ、ララとハンナが満開になったこの木の下で遊んでいた画像がいくつも出てきたので、その画像を掲載してみました。2019年の3月27日に撮影したものです。この年の8月20日に亡くなったララは、蛋白漏出性腸炎のため腹水がたまったり服用していた薬の副作用で毛並みが悪くなってはいてもまだこのころは毎日散歩はしたがったため、公園や海へ連れて行きたくさん写真を撮っていました。亡くなってもう1年7か月が経ってしまいましたが、写真を見ていると、こんなふうに2匹と一緒に散歩したのはまだほんの数日前のような気がしてきます。

カジイチゴの花が咲いた

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いつも散歩をする公園の一角で、カジイチゴの花が咲きました。今日はまだ一輪だけですが、蕾はたくさんできているのでこれから一週間ほどの間にはたくさんの白い花が見られそうです。以前ルナと里山を歩いているときに見つけ、毎年実ができると摘んで散歩の折に一緒に食べていたカジイチゴの木は、この数年で徐々に弱りとうとう枯れてしまいましたが、今度は公園で芽を出した木が大きく生長したので、毎年ここで花や実を楽しめそうです。ただ、ルナと違ってハンナはこの実を食べないため、実はできても味わうことはなく写真を撮るだけになりそうです。

海辺のカワラヒワ

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海辺を歩いていると、近くへカワラヒワが舞い降りてきました。この海岸では、カワラヒワが波打ち際を飛び回っている姿をよく見ることができます。主な餌が植物の種子であるカワラヒワが海辺で何を食べているのか興味があるところですが、見ていると種子を拾っているようには見えず、漂着した海藻を嘴で挟んでいることが多いように見受けられます。アオバトは海水から塩分を取るために海へやってきますが、この海辺へ来るカワラヒワも餌を求めてよりも塩分を取りに来ているように見えることがあります。

この頃の海辺

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散歩の途中で堤防に伏せ、海から吹いてくる春風を気持ちよさそうに受けながら海上を走るウインドサーフィンのセールを目で追っているハンナです。この頃の海辺は、晴れていると眼前に明るさを増してきた青い海が広がり、吹く風は肌を心地よく撫でて、散歩をするにはよい季節がやってきました。ただ、ハンナにとっては日中の日差しの中を歩くことはもう暑くなってきたらしく、少し歩くとすぐに舌を出しています。それでも、気候がよくなって増えてきたサーファーや潮干狩りにやってきた人たちなどから行く先々で声をかけられ、楽しそうに歩いている毎日です。

たくさん咲いた

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このあたりのソメイヨシノも開花が進んできました。昨日も公園の中を一回りしてくると全体をみれば三分咲き程度ながら、北側に斜面や林を背負って南に向いた日当たりのよいところに立つ木の中には、華やかに八分咲きになったものもありました。そんな枝では、たくさんのメジロやヒヨドリが春の訪れを喜ぶように賑やかに鳴き交わし、嘴や顔を花粉で黄色に彩って花の蜜を吸っていました。このまま暖かさが続けば、明日明後日には見ごろになりそうな雰囲気です。しかし、天気予報では日曜日は雨になるようなことをいっているので、残念ながらよいお天気のもとでのお花見は望み薄のようです。写真は、咲き揃いだしたソメイヨシノの花にやってきたメジロです。

目の前にいた

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公園を散歩していると、ホオジロの声が聞こえました。小さな地鳴きでよく聞かないと気づかないほどの声ですが、すぐ近くで聞こえるような気がしました。ハンナにとまるよう指示して待たせ、周囲の木の枝の間を探しましたがなかなか見つからないので、あきらめて先へ進んでいこうとして手にしていたカメラをバッグへ収め視線を上げると、ほんの5メートルほど離れたウメの枝にホオジロがとまってこちらを見ていました。私やハンナが動いても少しも逃げる気配がなかったので、再度カメラを取りだしレンズを向けました。声が小さかったうえ込み合った枝の向こう側にいたので、目の前にいたのにちっとも気づきませんでした。

クスの葉が落ちる季節

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昨日は雨のため散歩ができませんでしたが、今日は朝から風は強いもののよいお天気になったので、開花が始まったサクラの開き具合を見てみようと、ハンナを連れて公園へ散歩に行ってきました。遊歩道に沿って立ち並ぶソメイヨシノは三分咲き程度になっていたので花や花の間で遊ぶメジロを撮影し、そのあとは雑木林の中を歩くと、折からの強い風に吹き落されてたくさんのクスの葉が地面を覆っていました。雑木林の中のクスの大木が林立するところでは、春が闌けてくると大量の落ち葉が降り積もります。元気だったころのルナやララは新しい葉が厚く積もるとやわらかい感触が気に入っていたのか転がって遊び、長い毛にたくさんの葉を絡ませていました。今年も地面を覆うクスの落ち葉を見て、葉を舞いあげて遊ぶ2匹の姿を思い出す季節がやってきました。

夏羽に変わり始めたハジロカイツブリ

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春らしい明るい色を見せるようになった海を見ていたところ、遠くの水面にハジロカイツブリが2羽浮かんでいることに気づきました。いつものようにせわしなく潜水を繰り返すことなく、のんびりと波に揺られています。今シーズンこの水域でこれが見られるのもあとわずかだろうと思いながらポケットに入っていた単眼鏡を向けてみると、頭部から首にかけて羽毛が黒色に変わり、目の後ろには金色の飾り羽が生えてきて、どちらも夏羽に変わろうとしているところでした。飾り毛を撮影してみようとカメラを取りだし望遠レンズを向けてみましたが、距離がありすぎて鮮明には写りませんでした。

新しい首輪 その2

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妻から英会話を習っている女性に作っていただいた首輪をつけた小次郎です。英会話の授業の中で飼いネコの話が出たらしく、小次郎の首輪を作っていただけることになり、2種類の生地を用意してお渡ししました。すると、それぞれの生地を使い先日3月9日と11日の記事に掲載した襟の形をした首輪と、写真のバンダナ風の首輪計4つが出来上がってきました。これをつける小次郎本人は何の感慨もないようですが、これまで持っていなかった形の首輪を家族一同は大変気に入り、順番につけていこうと楽しみにしています。

ホオジロの囀り

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公園でハンナを遊ばせていると、近くから特徴のあるホオジロの声が聞こえてきたので辺りを見回してみたところ、咲き始めたベニシダレザクラの枝でホオジロが囀っていました。3月に入ってからは、シジュウカラ、ヤマガラ、メジロの囀りはよく聞こえるようになっていましたが、ホオジロの囀りはなかなか聞こえてきませんでした。しかし、この数日は園内を散策するたびにホオジロの囀りを聞いたり姿を見ることができます。サクラも咲くようになって、野鳥たちは本格的な繁殖シーズンに入ってきました。あとひと月もすると、青葉の中で雛の声や姿に接することができる季節がやってきます。

気持ちがいいね

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昨日は風もなく、春の日が暖かく降り注ぐ穏やかなよい日になりました。お昼前にハンナを連れて海へ行くと、海はやわらかな光に包まれて緩やかに波打ちながら陽光をきらめかせ、思わず蕪村の句がうかんでくるような景色が眼前に広がっていました。岸に寄せる波も、北西風に吹き寄せられ音を立てて波立つ冬の厳しさはなく、水の色も明るく底まで見通せるほど澄んでいました。そんな海岸では、あちこちで波打ち際や堤防に腰を下ろし暖かい日差しと海の景色を楽しむ人たちの姿が見られました。ハンナもそんな人たちから声をかけられながら、海辺を吹き渡るそよ風の中を気持ちよさそうに歩いていました。

スモモの木の下で

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公園のスモモの花も満開の時期を過ぎて枝先に薄緑色の葉が現れ、風に花びらを散らし始めました。木の下にいると、弱い風がやってきただけでたくさんの白い花びらが降ってきます。近くに立ち並ぶソメイヨシノは膨らんだ蕾の多くが開き始め、地上ではタンポポがたくさんの花を咲かせ、空にはツバメがたくさん舞うようになりました。ケヤキやモミジなどの落葉樹も枝先に小さな葉を出しています。少し前までは冷たい風が吹き抜けていた園内も、すっかり春の様相を見せ始めました。数日もすればソメイヨシノが咲き誇るようになり、園内はウメの季節に続いてまたたくさんの人出で賑わうようになるでしょう。写真は、春の日を浴びて満開になったスモモの木の下で遊ぶハンナです。

アオジはいたけれど・・・

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雑木林の中の大木が鬱蒼と茂る遊歩道を歩いていると、小さな鳴き声とともに2羽のアオジが飛んできて、すぐ近くの斜面で餌を探し始めました。木々の重なった大きな枝が日差しを遮っているため昼でも薄暗い場所なのできれいな写真を撮ることはできないだろうとは思いましたが、今シーズンはアオジと出会う機会が少なくまだ一度も撮影していなかったので、ハンナの足をとめカメラを取りだしてレンズを向けてみました。ただ、撮影条件はよくなかったうえ、撮影しようとした途端に遊歩道をこちらへ向かってくる人があり、その気配にアオジは驚いてすぐ逃げてしまい数回シャッターを切っただけで終わったため、きれいな画像を得ることはできませんでした。。

ウメの実ができた枝で

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花が終わったウメの枝で、子房が膨らんで実ができ始めました。今は薄緑色の小さく頼りなげな実ですが、2か月もすれば大きく膨らんで収穫を待つ姿になります。そんな実をつけたウメの木の傍らで野鳥がやって来るのを待っていると、林の中からジョウビタキの雄が飛び出してきてウメの枝にとまりました。今シーズンはフィールドのあちこちでよくジョウビタキと出会えましたが、暖かさが増してくるにしたがって北へ帰る個体も増えてくるでしょう。ジョウビタキを撮影できるのも、あとわずかの期間です。

いったい何が不安だったのか・・・

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昨夜のハンナは、いつもなら眠くて定位置のマットの上で横になり目を閉じる零時を回ったころから、見知らぬだれかの気配を感じているような様子で何か落ち着かず、部屋の中や廊下を歩き回っては不安そうに天井や壁の一点を見つめる動作を繰り返していました。その様子を心配して息子が何度も階下へ降りて行き、おしまいにはハンナを座らせて体を撫でていたところ明け方近くになってようやく眠っていきました。それが、朝になると不安そうな様子は全く見せなくなり、朝の散歩でも写真のように春らしくなった公園の中を元気に歩いてきました。いったい夜中は何が不安だったのか人間なら聞くところですが、口をきくことができないハンナには尋ねようがありませんでした。

ワシントンヤシの幹を上るコゲラ

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公園の池の端に立つ3本のワシントンヤシのあたりから、コゲラの声が聞こえました。声を頼りに探してみたところ、1本のワシントンヤシの幹にコゲラがとまり、幹の周囲を螺旋状に上りながらときどき鳴き声を発して幹をつついていました。。雑木林から離れて池に面した開けたところに立っているヤシなので、ときどき最上部にホオジロがとまって鳴いていることはあるものの、コゲラがとまっているのを見たことはありませんでした。こんな周囲に何もなく、樹高20m近いワシントンヤシが3本だけ立っているところへは、コゲラはやってこないだろうと考えていましたが、望遠レンズで見てみると幹の各所にコゲラがつついたと思われる穴があるので、ときどきはやってきているようです。

部屋の中でタチツボスミレが咲いた

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部屋の中で、タチツボスミレが2輪咲きました。これは個展開催中に来場された、山歩きや自然観察が好きな女性からいただいた鉢植えです。種子から育て、陶器のカップに植えて花好きな人に分けているということで、スミレの花が好きな私は喜んで頂戴しました。ここのところ忙しくて、毎年タチツボスミレが咲く雑木林の中を歩いていませんでしたが、そろそろ自然の中でもこの花が咲き始める頃なので、一度ハンナを連れスミレを探して林の中を歩いてみようと思いながら、鉢植えのタチツボスミレを見ていた夜でした。

無事に終了しました

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地元のギャラリーで10日から開催してきた個展が、昨日無事に終了しました。家の近くにギャラリーができて以来、毎年オーナーのお声がけで開催してきた個展は、今年で15回目を迎えました。大都市でしてきた個展と違い、家からすぐ近くにあることの気楽さやオーナーのご親切のおかげで、肩に力を入れることもなく楽しみながら描く中で15年の年月が流れました。今年は昨年6月に亡くなった弟との兄弟展として開催しましたが、癌で病床につき余命宣告を受け、抗がん剤の副作用のしびれのため筆をとることができなくなってから絵を描いていたことを私に告げたため、生前中に一緒に個展を開催してやれなかったことが悔やまれ残念でなりません。それでも、今回の来場者の方々からは弟の絵についてよい評価やご意見もたくさん頂けたので嬉しく思い、早速仏壇に報告してやりました。オーナーからは来年もぜひ3月に開催してほしいとの言葉を頂いたので、今度はペットの絵ばかりではなく、これまでのように植物画や風景画を出品し、できれば弟の絵も少しは展示してみたいと考えています。

シダレザクラも咲いたけれど・・・

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ちらほらと咲き始めたソメイヨシノと息を合わせるように、公園のベニシダレザクラが開花を始めました。ただ、昨年の春までは華やかな花を地上近くまで下げた枝にたくさん咲かせた木ですが、今年は枯れた枝が目立ち木全体がピンクの花に包まれるというわけにはいかないようです。昨年の花が終わったあと、公園管理を委託されている作業員と思われる人たちによって枝が剪定されましたが、その剪定の仕方がウメの枝を切るのと同じようにたくさんの枝を乱雑に切っていたため枯れるのではないかと心配していました。どうもその心配が当たってしまったようです。この公園の樹木管理を任されている会社は、他の木々の手入れを見ていても専門の庭師がいるのか疑わしい手入れをしていることが多く、これまでも剪定後に枯れてしまう木々をいくつも見てきました。散歩でそばを通るたびに、何とかこのシダレザクラは樹勢を回復してほしいものだと願いながら芽の出方や木肌の状態を見ています。

いいお天気だ

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夕方から雨になり明日は大雨の虞もあるとの予報が出ていますが、お昼を回った現在のところは暖かい日差しが降り注ぐよいお天気です。午前中の散歩でも、公園の中は明るい春の日差しが溢れ、芽吹いてきた葉の色が眼にまぶしく、水が満たされた池では春風が作るさざ波がきらめいていました。少し歩くと汗ばむほどの陽気ながら、木々や花の匂いを乗せた風が吹き渡っていく池の端は気持ちがよく、草の上で横になり昼寝でもしたい気分になりました。ハンナも一面に咲き出したタンポポに囲まれて、写真のように春の日差しを楽しんでいました。

スモモの花が満開です

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公園の果樹ばかりが植えられた一角では、今スモモの花が満開になっています。真っ白な花が枝を覆うようにたくさん咲き並び、辺りに花の香を漂わせています。遊歩道からは少し入った場所ですが、見事に咲いた花に気づいた人は一様に木の近くへ寄って花を見上げています。私も、咲き始めたことに気づいた先週から公園を散歩するたびにこの一角へ立ち寄り、花を楽しんでいます。昨日もこの木の下でハンナを遊ばせながら写真を撮っていると、花にはたくさんのヒラタアブの仲間やミツバチがやってきて蜜や花粉を集めていました。暖かくなって昆虫たちの動きも活発になってきたので、野鳥や野草だけでなく昆虫観察の楽しみも出てきました。

オオバンが2羽

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1月から注水が始まった公園の池に水が満たされました。足掛け3年ほど広大な荒れ地となって池の底が現れ、荒涼とした景観が広がっていましたが、やはり水があると風景に潤いが出ていいものです。まだ水が満たされたばかりなので魚はほとんどいなくて、これを餌とする野鳥たちの姿はほとんど見られませんが、それでも植物食のカルガモやマガモは少しずつ増えてきているようです。今日も池の周囲を廻る遊歩道を歩いていると、2羽のオオバンが春の日差しの中で岸近くの水際に浮かび、のんびりと草をついばんでいました。池の水が抜かれるまではオオバンは毎年10羽前後がやってきていました。水が満たされたので来シーズンは以前のような数がやってきてほしいものだと思いながら撮影してきました。

足の異状は消えたようです

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3月4日の散歩中に突然左の前足を痛めて心配したハンナでしたが、2日するとときどき何かのはずみに足を引きずることはあってもほぼ普通に歩くことができるようになり、その後3、4日すると足をかばう動作もなくなりました。数日前には散歩中に公園の土手を写真のように走って上り下りをしたので注意して様子を見ていましたが、帰宅してからも何の異状もありませんでした。大型犬なので、特に足腰を痛めると大変だと考え、毎日散歩や運動には神経を使っていましたが、2週間が経過してもうすっかり痛みもなくなり正常な状態になったようなので胸をなでおろしています。

若草が萌え出る中で

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馥郁と香っていたウメの花が散った梅林の中は、草の芽が春の日差しを受けて日ごとに丈を伸ばし、あたり一帯が明るい緑色に覆われるようになりました。これまでは春になると一番早く花を見せてくれるオオイヌノフグリとホトケノザばかりが目に留まった地面には、数日前からはタンポポの鮮やかな黄色の花が一斉に咲き始め、ヒメオドリコソウやハルジオンの花もあちこちに見られるようになりました。写真は、散歩の途中でそんな萌え出てきた若草の中に座り込み、明るさを増してきた日差しを浴びて気持ちよさそうに休むハンナです。

咲いた!

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ソメイヨシノが開花しました。昨日の散歩で公園の遊歩道に沿って立ち並ぶソメイヨシノの木の下を通ると、たくさんの蕾が大きく膨らみピンクの花びらが見えてきていたので、今日は開花を始めた木があるだろうと期待して、お昼前に公園の遊歩道を歩いてみました。すると、予想していたより開花した花の数は少なめながら、数輪の花を開いた木が数本ありました。今日はよいお天気なので、午後からは暖かい春の日を浴びてもっと開花が進んでいるかもしれません。この地方にも、いよいよ華やかなサクラの季節がやってきました。

野の花とツグミ 

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今年のウメの花のしんがりを務めて咲いている紅梅が集まった公園の一角で、ツグミが地上に降りて餌を探していました。冬の間枯草でおおわれていた地面には、ミミナグサ、オオイヌノフグリ、ヒメオドリコソウ、ホトケノザ、タンポポなど色とりどりの野の花が咲き、スイバも大きな葉を広げ始めました。あたりには冬の気配はすっかり消えて、暖かい春の日差しが溢れています。冬鳥の多くは、北へ帰る時期がやってきました。ただツグミは例年このあたりでは4月下旬から遅いものでは5月になっても見ることができるので、まだしばらくの間は春の花と一緒に撮影できそうです。

もうすぐ咲きそうだ

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暖かい日が続き、東京、京都、横浜などからはすでにソメイヨシノの開花の便りが聞こえてきました。今年のソメイヨシノの開花予想は早めの開花になることを告げていましたが、予想どおり3月下旬を待たずに開花が始まったようです。ニュースでは観測史上最も早く開花したと伝えられている地方がいくつか報道されていました。そんなニュースに接した後で今朝公園の中を散歩すると、遊歩道に沿って立ち並ぶソメイヨシノの枝先には写真のようにピンク色に染まり明日にでも開花しそうな蕾がたくさんついていました。このあたりでも、例年よりずいぶん早い開花になるようです。いつもはウメの花が散った後にアンズやスモモの花が咲き、それが終わるころになってソメイヨシノが咲き出すのですが、今年はアンズやスモモと同時期に咲くソメイヨシノの花が見られそうです。

カシラダカの雄がやって来た

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今日も散歩の後で少し遠回りをして、タゲリがいたフィールドを回ってみました。空は一面の雲に覆われて今にも雨が降りそうな雲行きだったので、車から降りて歩くことはせず、ゆっくりと車を動かしながら草はらや畑の中を見ていると、近くのウメの木の枝にすっかり夏羽になったカシラダカの雄がやってきました。今シーズンは、これまでカシラダカがよく観察できたフィールドではほとんど出会うことができず、このフィールドでよく観察や撮影ができました。しかし、ほかの冬鳥同様、カシラダカも北へ帰る時期がやってきたのでそろそろ見られなくなり、次に撮影できるのは今年の晩秋になりそうです。

ヤシャブシの枝で

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この冬は一度もマヒワを見ることがなかったので、春がやってきてそろそろ見られなくなる前に出会えないものかと、マヒワがよくやってくるヤシャブシやハンノキが何本もある運動公園の中に広がる雑木林の一角を訪れてみると、高い枝の間を数羽の野鳥が飛び交っていました。ハンナを急がせて静かにヤシャブシの木の近くへ行き茂みに身を隠して見てみると、どれもマヒワではなくメジロでした。残念ながら今シーズンはマヒワの撮影はできないようだと考えながら、花穂が出てきた枝で遊ぶメジロをマヒワの代わりに撮影してきました。

海辺にも春が来た

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昨日は午後から海辺へ散歩に行くと、海の色からは冬の暗さが消えて、明るい色に変わり穏やかに揺れて寄せる海面では、春の日を受けた波が無数にきらめいて踊っていました。風は少々強めでしたが、上着を着なくても寒さは感じず、散歩の途中からは汗ばむほどの暖かさで、ハンナも気分がよかったのか久しぶりに砂浜を縦横に駆けていました。アオサやワカメなどの海藻が流れ着くようになった波打ち際では、潮干狩りを楽しむ人たちの賑やかな声が響いて、冬の間は寂しく静かだった海辺にもようやく春がやってきました。写真は、明るい春の日を浴びて波打ち際を歩くハンナです。

春です

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農地の間を流れる小川の岸には、最近春の野草がたくさん咲き乱れるようになりました。ざっと見回しただけでも、地面に張り付くようにしてノジスミレ、オオイヌノフグリ、ホトケノザ、ナズナ、タネツケバナが色とりどりに咲き、丈の高いものではカラシナが鮮やかな黄色の花を春風にそよがせています。もう少しすると、この中にハルジオンの白や薄いピンクの花も加わってきます。今日もそんな春の野の花が咲く小道をヒバリの声を聞きながら、ハンナと1時間ほどのんびりと歩いてきました。冷たい風が吹く日もありますが、サクラの蕾も大きく膨らんで、フィールドの中はすっかり春の雰囲気に包まれ始めました。

春の山を背景に

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先日タゲリをたくさん撮影できたフィールドをハンナと散歩していると、晴れ渡った遥か遠くの空をノスリが飛んでいきました。望遠レンズを通して見ても小さな像だったので、これではシャッターを切るまでないと思いながらファアインダーの中に捉えて飛んでいく様子を追っていたところ、ちょうど雪が残る遠山が背景に入ったのでシャッターを切ってみると、何とかノスリと分かる画像は得られました。できれば羽ばたいて翼を上げたところが撮れるとよかったのですが、残念ながら撮影できたのは翼を下げたところでした。

アンズの花

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ウメの花がほとんど散ってしまった梅林の中では、アンズの花が咲き始めました。写真のアンズは、苗木のときにウメに交っていたのかそれとも間違えて植えられたのか、たくさんのウメの木が立ち並ぶ中で1本だけウメと違った木肌を見せ、ウメの後を受けてたくさんの優しい色合いをした花を咲かせます。初夏になると大きな実を生らせ、熟れてくるとよく地面にその実を落とすので、果物が好きだった生前のララは、毎年落ちている実を見つけると嬉しそうにその前に座り、私が食べてもよいというのを待っていました。今でもこの木の前を通ると、実を見つけたときのララの表情を思い出します。今年もあと3か月もすれば、ララが喜んだ山吹色に熟れた実が見られるようになります。

カモは少ないままだった

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この冬はどういうわけか、私が自然観察フィールドにしているどの海や池でもカモの数や種類はこれまでになく少なく、寂しい状態が続きました。特に毎年200羽を超える数がやって来ていたスズガモやフィールドの常連であったオナガガモ、オカヨシガモは全く姿を見せず、マガモやコガモもいつもの年と比べると極端に少ない数しか確認できていません。かろうじてヒドリガモは海辺へ行くたびに出会えるものの数は少なく、多いときでも例年の3分の1ほどの数が見られるだけです。昨日も海辺を歩くと、波打ち際のあちこちで写真のように群れを作っていましたが、群れの中の個体数はせいぜい数羽から30羽どまりと少なく、とても海面を埋め尽くすようなカモの群れを見ることはできませんでした。3月も中旬になり、これからカモたちは徐々に北へ帰る時期になってきたので、今シーズンはたくさんのカモの群れを見ることなく冬鳥のシーズンが終わりそうです。

今日は散歩はよそう

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昨夜来の雨が残ったため今日は朝の散歩はできず、夕方になってすっかり雨が上がった後に路面がぬかるんでいるであろう公園へ行くことはやめて、海へ行ってきました。ただ、海辺は東へ去っていった低気圧の影響で西風が強く、向かい風になると歩くのに支障をきたすほどで、海面は大きく波立って波しぶきが砂浜まで飛んできました。そのためハンナは歩くことを嫌がって、この写真を撮るとすぐに車へ戻ってしまいました。ほとんど家の中ばかりで暮らしているイヌなので、天候がよくないとすぐに散歩をする意欲をなくしてしまうようです。

ウメの季節も終わります

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花を落とした木が多くなってきた梅林の中で、まだきれいな花を残している木が集まる一角にはメジロやカラ類を中心にした野鳥たちが集まって来て、今年もそろそろ終わりになるウメの花の蜜の味を楽しんでいます。このシジュウカラもメジロやヤマガラと一緒になって満開になっている紅梅の枝の間を飛び回っていましたが、蕊の間に嘴を差し入れて蜜を吸うメジロとは違って花や蕾ごと食べているのか、花を嘴で挟んでむしり取りあたりに花びらを散らしていました。今シーズンは野鳥の種類は少ないながら、ウメの花と野鳥の写真はたくさん撮ることができました。ウメの季節も終わりを迎えるので、今度はサクラの枝に遊ぶ野鳥を被写体にする季節がやってきます。

春雷

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今日は未明から雨が強くなり、大きな雷鳴が何度も轟き渡りました。春雷です。久しぶりに聞く地面を震わせお腹に響くような音に、リビングルームで寝ている小次郎とハンナが驚いているかもしれないと思いベッドを抜け出して階下へ行くと、小次郎は椅子の上で頭をもたげ、ハンナはマットの上で起き上がり、どちらも不安そうな表情をして外の様子を気にしていました。寒冷前線の通過に伴う雷だからすぐに通り過ぎてしまうだろうと考え、2匹に声をかけながら雷鳴が遠のくまでハンナを撫でていると安心したらしく、どちらも横になって目を閉じていきました。写真は、真上で聞こえる激しい雷鳴に、不安げに視線をあちこちに向けているハンナです。

個展の取材

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今日は午後から、地元テレビ局による個展の取材がありました。個展を地元で始めるようになってからは毎年取材を受けていますが、いつもは作品制作のきっかけや創作意図などの質問が多いのに、今回は兄弟展ということで弟についての質問が多くありました。また今回は弟の植物画を展示する関係から、毎回一番力を入れて描いていた植物画の出品は取りやめ、私の作品はペットの絵ばかりを展示したところ、どうして今までと展示内容を変えたのかとの質問もありました。展示された絵についていろいろな質問を受けながら、兄弟にも知らせず一人で黙々と癌と闘いながら絵を描いていた弟の心情を思った取材になりました。写真は、展示したペットの絵の1枚です。

間一髪

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昨夜の予報では、今日は本格的な雨になるということでした。朝起きると、厚い雲は垂れ込めているもののまだ雨は落ちてきていなかったので、午前中予約していた歯科医院の予約を変更して、昨日は散歩に行くことができなかったハンナを散歩に連れ出しました。空模様を気にしながら、遅咲きのウメが満開になった梅林を中心に公園の中を1時間ほど歩いて駐車場へ戻ると小雨が降り始め、車に乗り込みものの100mも走らないうちに雨は大降りになりました。まさに間一髪のタイミングで、ずぶ濡れにならずに散歩を終えることができました。写真は、散り始めた花も出てきた遅咲きの紅梅の林で遊ぶ今朝のハンナです。

春の日を浴びて

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暖かくなってきたとはいえ枝にはまだ芽鱗を固く閉じた冬芽ばかりで一点の緑色も見えないカキの木に、1羽のコゲラがやってきました。いつもはせわしなく幹や枝を移動して木肌をつつくコゲラですが、このときは長い間一か所に留まって動かず、暖かさを増してきた日差しを体いっぱいに受けて羽毛を膨らませ、あたりをのんびりと見回していました。まるで春らしくなってきた雑木林の風景や、ようやく訪れてきた暖かさを楽しんでいるように見えました。そのコゲラも、あと半月もすればほかの野鳥たち同様繁殖期を迎え、巣作りや子育てに大忙しとなる季節がやってきます。

ヤマガラの撮影

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シジュウカラやメジロとともに梅林の中を飛び交っているヤマガラも、よく囀るようになりました。枝の間からは、シジュウカラやメジロの囀りに交じってヤマガラの声がよく聞こえてきます。ところが、梅林の中で撮影しようとすると、まだ一部見ごろになっているウメも残っているため観梅を楽しむ人たちの姿は依然多く、人の動きに野鳥たちが逃げてしまいなかなかいい写真を撮ることができません。先日も、ウメの枝にやって来たヤマガラを撮っていると、観梅にやってきた人たちがしきりに野鳥の名前を聞いてきたり、自分もスマートフォンで撮影しようとして野鳥に近づくためシャッターチャンスのほとんどを逃がしてしまいました。そこで、ウメの花と野鳥を撮ろうとした当初の予定は変更して、ウメの木のない果樹を集めた一角へ移動して撮影してきました。写真は、キウイフルーツの蔓にとまったヤマガラです。

今年は楽だった

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確定申告が終わりました。もっとも今年は昨年の暮れにほぼ申告内容の計算は終えていたので、申告書の書式に記載し検算するだけで終わり、3月になってからいろいろ資料を集めて計算に取り掛かる例年の慌ただしさはなく、大変楽に申告を終えることができました。今日は記入した申告書を知人の税理士から電子申告してもらうことと事務所で一件書類の保管をすることを依頼するため、都心にある税理士事務所まで出かけてきました。そのため、今日は朝から小次郎もハンナもゆっくり遊んでやることはできませんでした。写真は、一昨日撮影した遊び相手になってやらない私を見る小次郎ですが、今朝も提出する書類を広げて整理したり確認している私をこんな調子でテーブル越しに見て、つまらなさそうな表情をしていました。毎年確定申告の時期には、小次郎たちは遊び相手になってもらうことができずつまらない思いをします。

ノジスミレ

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田の畦や土手のあちこちでノジスミレの花がたくさん咲いていました。腰をかがめて足元を見ると、枯草や土の中から顔を出した浅緑色の草の芽の間から紫色の小さな花がのぞいています。ノジスミレは、田やの周辺や野原など日当たりのよいところによくみられるスミレで、このあたりでは春になるとスミレの仲間の中で一番早く咲き始めます。これからはこのノジスミレに続いて、スミレ、アリアケスミレ、タチツボスミレなどが次々に咲き始め、野や林を歩くといろいろなところで出会えるようになります。スミレの花が好きな私にとって楽しみな季節がやってきました。

弟との兄弟展

DSC_4946.JPG昨日から個展が始まりました。毎年1月に開催している個展ですが、新型コロナウイルス感染症の影響でギャラリーは1月と2月は休館となっていたので今月開くことになりました。今回は昨年6月に亡くなった弟が描き残していった植物画を7点展示し、私はペットの絵ばかりを18点出品して兄弟展と銘打っての開催です。弟が絵を描いていたなどということは全く知らなかったのですが、昨年春に癌で入院していた病床で植物画を描いているから一度見てくれとスケッチブックを見せられ、植物を見る感性や描き方に驚きました。そこで、いろいろ批評したり描き方の話をするうちに、元気になったらいろいろ描き毎年行っている私の個展へ出品して兄弟展をしようと話しかけると、嬉しそうに顔をほころばせていました。しかし、亡くなってしまった今となってはそれも夢となってしまったので、せめて残していった絵だけでも一緒に展示してやろうと考え、ギャラリーのオーナーとも相談して今回の運びとなりました。明日には地元のテレビ局も取材に来てくださるということなので、少しでもたくさんの方たちに弟の絵を見ていただけるとありがたいと考えています。

遅咲きのウメの花

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今年は長い間花の色や香りを楽しませてくれたこの地方のウメも、3月も中旬に入ろうとするこの頃ではほとんどの木が盛りの時期を過ぎようとしています。公園の梅林でも大半のウメは花を散らし始め、早咲きのものはもうすっかり花を落としました。ただ、遅咲きのウメはちょうど今が満開の時期を迎え、春の日に照り映えて蜜や花粉を求める野鳥たちを呼び寄せています。今日は久しぶりに公園を散歩したところ、来園者の数は先週までと比べると目に見えて減っていたので、ゆっくり散策することができました。写真は、園内で一番華やかに咲いていた遅咲きの紅梅と、花にやってきたメジロです。この花がなくなるころには、今度はソメイヨシノの蕾が膨らんできます。

新しい首輪

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先週、妻から英会話を習っている女性が小次郎のために首輪を作ってくださると書きましたが、その首輪が出来上がってきました。2種類の異なる形状の首輪を作っていただいたので、まず襟の形をした首輪をつけてやったところ、小次郎本人は何をつけられてもまったく変わらないといった様子で、いやがることもなければ感激もない様子でした。しかし、シックな色合いで襟の形をしたものをつけると、やんちゃな小次郎も外見は落ち着いて見えました。小さなものながらつけてみると、見たときの印象は色や形でずいぶん変わるものです。

つまらない散歩だった

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毎年1月に開催している私の絵の個展は、今年は新型コロナウイルスの影響もあって3月に催されることになり、明後日からいつものギャラリーで始まります。その準備のため今日は朝から都心にある額縁屋さんへ出かけたのでハンナを朝の散歩へ連れていくことができませんでした。帰宅してからも夕方人と会う約束の時間まで1時間もなかったため、町内を歩くだけの散歩にハンナを連れだしたところ、ハンナはすっかりいつものように車に乗って公園や海へ行けると思ったらしく、玄関を出ると写真のように車のドアの前へ行き私を待っていました。しかし、とても遠くへ行く時間はなかったので、車には乗らず近くを散歩するだけだといいながら私が車から離れていくと、ハンナは渋々後をついてきて20分ほど町内を歩いてきました。ハンナにはつまらない散歩になりました。しかし、その歩みを見ると前足の痛みはすっかり引いたようなので、私は一安心です。

小次郎のいたずら

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今年9月が来ると15歳になる小次郎ですが、まだまだいたずらは収まりません。先日もテーブルの上に置いたはずの車の鍵が見当たらないので部屋の各所を探していました。どこを探しても見つからないので困っていると、それまで椅子で丸くなっていた小次郎が起き上がり座り直しました。その気配にそちらへ目をやったところ、小次郎の体の下から鍵が現れていました。鍵で遊んでいて椅子の上に落とし、その上で寝てしまったのでしょう。鍵をテーブルに置いたままだった私も悪いのですが、小次郎のおかげで余計な時間をとってしまいました。ちょうどスマートフォンを手に持っていたので、小次郎のいたずらの証拠写真として1枚撮影しておきました。

カシラダカがやって来た

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昨日もハンナを散歩させたあとでタゲリを探しに行ってきましたが、広い耕作地の中を車で一回りしても先日出会った群れを見つけることはできませんでした。しばらくの間車をとめて現れそうな草はら近くで待ってみましたが、全くやってくる気配はなかったので車を移動させようとすると、近くのウメの木にカシラダカが数羽やって来ました。暖かい日が続くようになって、そろそろ北へ帰る時期が近づき、このあたりでカシラダカが見られるのも長くてあと半月ほどなので、これにレンズを向けてみました。

早く開かないかな

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今日もハンナの足の状態を考えると散歩する距離は少なめの方がよいと考え、広い公園へ行くことはやめ、昨日オシドリがいた池周辺の雑木林やクマザサの薮が茂る中を歩かせてきました。ただ、10分ほどゆっくりと歩いたあと見通しのよい所へ出て車が見えると、ハンナは散歩をやめてすぐに車に向かい、写真のようにいつも自分が乗り込むドアの前に行き、早く開かないか待ち遠しそうに私が追いつくのを待っていたので、散歩はわずか数百m歩いて予定より短い距離で終わってしまいました。いつものことですが、少し野外を歩いて気分転換ができたあとは、車を見ると散歩をするよりドライブをしたくなるようです。

オシドリはまだ残っていた

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ハンナの足の状態は徐々によくなっているようで、家の中を歩いている分には異状は見つけにくくなってきました。ただ、外で少し長く歩くとまだ少しぎこちない歩き方をすることがあるので、今日はいつものような散歩はさせないことにして、気晴らしに車に乗せてオシドリが来ている池へ連れて行きました。3月になってそろそろオシドリもいなくなっているかもしれないと思っていましたが、水面にはマガモの群れに交じってまだ2羽のオシドリが浮いていました。今シーズンは7羽確認しているので、あとの5羽は池をあとにしたのかもしれません。ハンナを遊ばせながらのんびりと水面を見ていると、突然何かに驚いたようにオシドリが飛び立ったので急いでレンズを向けシャッターを切ってみました。

雨の一日になりました

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春になったので周期的なお天気の変化は已むを得ませんが、今日はまた朝から雨が降っています。足を痛めたハンナにとっては散歩へ出かけることを諦めさせる雨になり、家の中でゆっくりさせることができますが、満開になり中にはそろそろ盛りを過ぎようとしているものもあるウメの花にとっては、落花を促す残念な雨になりました。写真は、昨日撮影した薄曇りの空の下で満開になったウメの枝にとまり囀るカワラヒワです。今日の雨でこの花の多くが落ち、カワラヒワも冷たい雨に濡れていることでしょう。 

足を痛めた

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昨日の散歩で、ハンナは足を痛めてしまいました。特に何をしたわけでもなく平坦な遊歩道を歩いていて、一旦足を止めてから歩き出そうとしたところ左前足をかばうように歩き始めました。そこで、その場に座らせ足の裏から肩まで調べてみましたが、目に見える異状は何も見つからず、どこを触っても痛がる様子は見せませんでした。それでも歩かせると足を引きずるので、散歩は取りやめすぐ帰宅しました。一晩静かに休ませたところ、今朝は昨日より歩き方が改善されたように見えるものの、まだ少し不自由そうに歩いています。食事のときにはいつものように喜んで飛び跳ねようとしたり、私を見ると遊びたがるので大きな苦痛はないようですが、もう少し様子を見た結果治らないようなら、病院へ連れていくつもりをしています。写真は、起き上がることをとめられマットの上で休む、散歩から帰ったハンナです。

今日は出会えた

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2月20日に出会って以来、ほぼ毎日散歩の帰りに探していたタゲリとほぼ2週間ぶりにようやく出会うことができました。今日も先日撮影できた草はらを中心に探しましたが、ツグミやホオジロはいてもタゲリは1羽もいませんでした。そこであきらめて車を動かし大きな道路へ出ようとして数百m進んだところ、道路脇の耕地を歩いている1羽のタゲリが目に留まりました。急いで車を路肩に寄せて辺り一帯を見回してみると、休耕地の中を歩いている8羽のタゲリが確認できました。先日から増減していないので、この8羽で群れを作り冬を過ごしてきたようです。3月下旬になればこの土地を離れていく可能性が高いので、今シーズン撮影できるのもこれが最後かもしれないと思いながら撮影してきました。

地上で餌探し

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オオイヌノフグリやホトケノザ、ハコベなど春の野の草が一面に咲く野原で、カシラダカが地上に降りて餌をついばんでいました。その周辺では、スズメやホオジロ、カワラヒワも餌を拾っています。昨秋こぼれた草の実で、まだ芽を出さずに転がっているものがたくさんあるようです。野鳥たちを驚かさないように車の中から撮影していたので、どれも逃げ出すことなく暖かい日差しを浴びてのんびりと餌探しをしていました。近寄ってきたカシラダカを見ると、冬羽では褐色だった冠羽や頬の色がすっかり黒くなってもう夏羽に変わってきていました。

白いノスリ

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耕地整理が行われ整然と広い農地が広がるフィールドの中を車でゆっくり走りながら野鳥を探していると、草はらで餌を探すホオジロやスズメの上を掠めるようにノスリが飛び、すぐ近くに立つ電柱にとまりました。すぐカメラを向けて撮影を始めましたが、いつも見る褐色のノスリとは違い体全体に白さが目立つ個体でした。見た瞬間はオオノスリかケアシノスリではないかと疑いましたが、腹部の模様や尾羽、それに脚部の羽毛などの特徴がそれらとは違うようなので、ノスリの中でも色素の薄い個体なのだろうと考えながらシャッターを切ってきました。

いいお天気になった

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昨日の雨が上がって今日は寒い日になるかと思っていたところ、風は冷たいものの日向にいると暖かく上着もいらないくらいのよい日になりました。ところが、この頃の日差しはハンナにとってはもう暑さを感じるらしく、散歩のため公園について車を降りると写真のように、いいお天気で気持ちがいいね、といっているような様子で尾を振り散歩の用意をする私を待っていましたが、いざ歩き始めると日差しのあるところは避けて木陰ばかりを歩いていました。今日も梅まつりの客で園内は賑わっていましたが、ウメの花は散り始めたものがあちこちで見られるようになってきました。

どんな首輪ができるかな

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小次郎が、クリスマス以来つけていた首輪を外してしまいました。もともと子供用のリストバンドかヘアバンドだったものを緩めてつけていたものなので、これだけ長い間つけていれば惜しくもありませんが、よく目立つ色の首輪がなくなると少々寂しく感じます。そこで、今度妻から英会話を習っている女性が、小次郎のために首輪を作ってくださることになりました。先日首周りを測って24cmとお知らせしたので、近日中に出来上がってくるようです。どんなものが届くか今から楽しみにしています。写真は、クリスマス用のバンドを付けていた10日ほど前の小次郎です。

満開

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咲きそろった梅を見に訪れる人の多さを敬遠して先週から足を向けていなかった公園ですが、昨日の朝は公園の前を通ると僅かながら駐車場に空きがあるようだったので、6日ぶりに梅林の中を歩きウメの香りと華やかに咲いた花の色を楽しんできました。しばらく訪れていない間に園内のほとんどのウメは満開になり、既に散り始めたものも出ていました。今日はあいにくの雨になり、強い風も吹いているので、せっかく咲いた花も落花が進みそうです。写真は、満開になった梅林の中で花の香りを楽しむような様子で休むハンナとウメの花です。

ツバメが飛んだ

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昨日はまた日中の気温が20℃近くになり、風もなく穏やかな日で、夕方ハンナと海岸を散歩しても上着は必要なく、シャツのうえにセーターを重ねただけで30分ほど歩くと汗ばんでくる暖かさでした。そんな最近の暖かさの影響か、波打ち際を歩いていたところ目の前をツバメが飛びました。例年このあたりでのツバメの初見は3月25日前後なのですが、3月になった途端に姿を現しました。昨日目にしたのは1羽だけですが、今年は夏鳥の飛来時期が早まるのかもしれません。今シーズンはこのあたりにやってくるカモの数や種類が異常に少なかったこととも合わせて、自然界に何か異変が起きているのではないかと心配になります。写真は、目の前を横切ったツバメを撮影しようとしている私を待っているハンナです。残念ながら近くを飛んだのは一度だけで、撮影できる距離に戻ってきてはくれませんでした。

カニがいるよ

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海辺を歩いていると、防波堤の上にこのあたりではワタリガニと呼ばれているガザミが3匹捨てられているのをハンナが見つけました。甲が15cmから20cm余りあるので十分食用になる大きさです。食べればおいしカニなのに、防波堤の先で糸を垂れていた釣り人が目的の魚種ではないので捨てていったようです。命あるものを無駄に殺してしまわなくてもよいのにと考えながら打ち捨てられたガザミを見ていると、ハンナも気になるのか何度もにおいを嗅いでは私の顔と見比べていました。そこで、すでに死んではいましたが、3匹を拾い上げ海の中へ帰してやりました。