日暮れの海辺で

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西の山に懸かった夕日に照らされて黄金色に輝いていた水面が、夕日が山の向こうに沈んでいくにつれ急激に鮮やかな色彩を失っていきました。そろそろ家へ帰ろうとして、並んで堤防に腰を下ろして海を見ていたハンナに声をかけ立ち上がると、ねぐらにしている水域へ向かっているのか、翼を忙しなげに上下させ急いでいる様子で目の前の海上をヒドリガモが3羽横切って行きました。暖かくなって、どの水域を見てもカモの数が減ってきました。この海辺でカモが見られるのもあとわずかの間です。今年は、カモの飛来数がシーズン最後までこれまでになく少ないままでした。来シーズンは、例年のようにたくさんの飛来があることを期待したいものです。

春の海辺

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波間に春の日をきらめかせ、波が穏やかに寄せては返す海を見ているハンナです。最近の海辺を渡る風は、身を切るような冷たさで強く吹きつけていた冬のころとは違い、上着なしでシャツ1枚でも暖かく心地よさを感じます。穏やかに波打ち際に打ち寄せる波は一定のリズムで軽快な波音を立てるとともに、打ち上げられたたくさんの貝殻を鳴らして優しい音を響かせています。砂の上に腰を下ろし暖かい日差しの中で波の音を聞いていると、眠気を催すような気持ちよさです。ただ、こんなよい気候もほんのわずかの間で、すぐに日向では暑くて座っていられなくなるでしょう。短い間ですが、快適な春の海辺の雰囲気をハンナと一緒に十分味わいたいと考えているこの頃です。

緑がきれいになってきた

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華やかな色彩で目を楽しませてくれたソメイヨシノやヤマザクラも花弁を風に舞わせるようになり、今度は野山の新緑が眼に沁みる季節になってきました。クスやタブ、アラカシなど照葉樹の大木が立ち並ぶ公園の中でも、クスの新緑が鮮やかな色になり、その間ではケヤキやエノキなど落葉樹のやわらかい新芽が萌え出し、明るい春の日差しに映えるようになりました。園内を吹き渡るそよ風の中にも、萌え出てきた新しい芽や樹液の匂いが感じられます。この時期は、森や林の中を歩くと毎日昨日と違う変化があり、日ごとに自然の中で新しい命が生まれ成長していることが感じられます。写真は、池を渡ってくる風を受けて、周囲に広がる森や林を見ているハンナですが、ハンナもこの季節の自然の変化の大きさを肌で感じ取っているのかもしれません。