森の中のタチツボスミレ

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今年も森の中の木漏れ日が揺れる土手で、タチツボスミレが咲いていました。今日は公園の中を歩くのはやめて、ひと月ぶりに公園奥の森の中を歩いてきました。相変わらず人とは全く出会わない静かな森の中は、ちょうど葉が変わる時期になったクスやアラカシなど常緑樹の葉がたくさん落ちて地面を覆い、頭上では芽吹き始めたコナラやケヤキなど落葉樹の芽が柔らかな色合いの緑色を広げ始めていました。あちこちから野鳥の囀りが響く中を、ハンナと地面から芽を出した野草の一つ一つを見ながら歩いていると、毎年タチツボスミレが固まって咲く場所で写真の花が咲いていました。ただ、今年は芽を出した株はやや少なめで、期待していたほどの数は見られませんでした。

到来物のタケノコを見て

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昨日は剣道仲間から朝一番で掘ったタケノコが手に入ったからすぐ届けると電話が入り、本当にすぐに届けてくれました。今年初めて見るタケノコです。タケノコを見ると、竹細工が趣味で友人の持っている竹林へ行きタケを採っていた晩年の父を思い出します。ちょうど今くらいの時期は、タケノコが出るからと私や孫を誘ってタケノコ採りをしたものでした。子供たちは滅多にできないタケノコ採りを楽しんでいましたが、私はタケノコを採ることはほどほどにして、持参した日本刀で生長したタケを相手によく試し切りをしたものです。すると抜刀術をしていた父は、タケノコ掘りの手を止めて私の近くへ来て、私の刀の使い方やタケの切り口を見て自分の経験を交えてアドバイスをくれ、話が弾んだものでした。それも父が元気だったころのことで、もう15年以上前のことです。竹林での懐かしい父の姿が思い出された、タケノコの到来でした。