アカメガシワ
雑木林の林縁が切り開かれて地面がむき出しになった部分にアカメガシワの幼木が何本か生え、その枝先から鮮やかで柔らかそうな赤色の新芽を広げていました。周りの草木の枝では浅緑や黄緑の新芽が萌えだす中で、この葉の赤色はひときわ目を引きます。アカメガシワは森林や野原が撹乱された後真っ先に芽を吹いてくるパイオニア植物のひとつですが、ここではまさにその標本のように、削られた地面から他の樹木に先駆けて芽を出し、もう50㎝ほどの背丈に生長していました。アカメガシワはもとは熱帯の植物で、冬に落葉するすべを身に付けたことによって温帯でも生きていくことが可能になったと聞きました。その葉は、春先のしばらくの間は綺麗な赤色を見せていますが、夏になるとこの赤色は消えて緑一色になります。



"アカメガシワ" へのコメントを書く