カキの実

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林の中の木立が途切れ日当たりがよくなった斜面で、カキが枝先にいくつか朱色の実を下げていました。雑木林の中に1本だけ立ち、剪定を施した様子もないので、人が植えたものではないようです。それが人の栽培したカキのようにたわわには実をつけず、暗く沈んだ色の林を背景に一つ二つと実を細い枝に疎らにつけ、秋の日に照らされて静かに風に揺れている様子はなかなか風情があります。人が栽培したカキを最後に少しだけ取り残しておく木守柿も、カキの木や自然を思いやる心が伝わりよいものですが、人の手が加わらないカキがようやくつけた数少ない実を枝に残している姿も野趣があってよいものです。このカキももう少し熟すと、カラス、ヒヨドリ、メジロなどの野鳥にとって嬉しい自然からの贈り物となるでしょう。

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