一株のホトケノザ
枯草色の芝生が広がる中で、やわらかい日差しに照らされて一株の小さな小さなホトケノザが濃いピンクの花を開いていました。まだ背丈も地面に這うように低く、かがみこんで見ないと分からないほど小さな花ですが、周りの芝生の色を背景にして鮮やかな葉の緑色と花の色が春が近づいてきたことを告げていました。ホトケノザはどこででも見られる野草ながら、集まり群れ咲く様子はピンクと緑の絨毯を広げたようで綺麗です。この芝生の端のほうでもたくさんのホトケノザが新しい芽を出し小さな葉をたくさん広げ始めています。もう一月もすればこの辺り一帯にピンクの絨毯が広がりそうです。近くではナズナもこれから咲こうとする白い小さな花をたくさんつけて、春が来るよ、と言いたげに優しく吹く風に揺れていました。



"一株のホトケノザ" へのコメントを書く