暮れてゆく
春の一日がまた暮れていきました。この頃は日脚も伸び午後5時近くになってもまだ空は明るく、冬の夕暮れと比べると気分も明るく弾んできます。昨日もよく晴れて、穏やかな春らしい一日だったため、外の明るさに惑わされて時間が経過したことに気づかず、ルナに促されて散歩の時間が過ぎたことを知って、いつもより遅くに家を出て夕方の公園を散歩してきました。さすがに午後5時近くになると公園を散歩する人たちの数も減り、サクラの時期にしてはそれほど人にも合わず、のんびりと散歩ができました。暮れてゆく空には塒へ帰るのか鳴きながら飛ぶカラスやヒヨドリの姿が見られ、遊歩道の周りではソメイヨシノが薄いピンクを少しずつ薄墨をにじませたように変化させながら彩度を落として夕闇に溶けていきました。のどかに春の日が暮れてゆく中で、日が山の端の向こうに沈むまで、スズメノヤリが穂を出し始めた池ノ端の土手にルナと並んで腰を下ろし、パステル色に染まっていく空の色やそれを映す水の色の変化を楽しんできました。


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